雨降り

幽霊について

素朴な声で

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シネマシティ|ニュース:10/31公開『WE ARE Perfume –WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』【極上音響上映】決定!

 

見ました。

三度目の海外ツアーを追ったロードムービーで、ライブのバックステージもので、その主人公が Perfume で、おもしろくないわけがないです。

先日、新曲 "STAR TRAIN" については下記のような感想を書きました。

「振り出しに戻る」のちょっと前 - 雨降り

全体的にざっくりしていていまひとつ乗りきれない、というような感想で、自分がこの曲に関してぴたっとはまる瞬間なんてあるのかなあと思いつつ見に行きました。

素朴に驚いたのは、ほんとにライブの直前まで Perfume の三人を先頭に話し合いと調整、変更が行われるということ。とにかくずっと話し合い、試行し、調整している。直前の変更や機材トラブルに対しても、チーム全体が反応が早くて対応が柔軟。創造的な人たちの集まりなんだなと思いました。

このチームが全体として明るいのがまたすごいです。大抵、創造的で生産的な人というのは若干不機嫌だったりするものですが、彼女たちはいつもにこにこと明るく生産的で、なんと優秀なチームかと、見ていてわくわくしました。

そんな充実のバックステージから彼女たちが移動して、客席の「待ちきれない!」という昂揚感がふくらみきったところで幕がばっと落ちて、三人の生身の身体が現れる瞬間は、何度見ても胸にどーんと来るものがありました。

いくつかの会場ではアンコール後、客席から「Hold Your Hands」や「Puppy Love」「Baby, Cruising Love」といった曲の大合唱が流れてきて、そのたびごとに感激で胸をつまらせながら彼女たちが舞台袖からほんのちょっと歌って聞かせた後、「またね!」とライブを締めていく様子はとっても素敵でした。

この海外ツアーが日本のワイドショーで紹介されたときは、あ〜ちゃんが MC で「これからも Perfume を愛し続けてください……」と涙ながらに言うところばかりが流れて、私はそういうのがちょっと苦手なので、どうしてそんなことを言うのかな、もっと超然としていたらいいのに、なんて考えていました。でも、スクリーンで MC の全体の流れの中で聞いてみたら、とても自然に出てきた言葉だということがわかり、すっかり納得しました。あれは、「捨てないでね」みたいな意味じゃなくて……まあ、ほんとのところは実際スクリーンでご覧いただくとして、やっぱりライブって特別なので、一部だけを切り取ってテレビで流したりすると異様に見えちゃうのかもしれないなあと思いました。

ライブにはげしく行きたくなりました。これまで CD だけで彼女たちの創りだしたものを受け取ってきたんですけど、楽曲ができて、そこから日々ちょっとずつちょっとずつチーム全体でその楽曲を変えていって、新しいものを生み出している姿を見たら、これはライブに行かなきゃと思いました。

そして、エンドロールに重なる "STAR TRAIN" を聞いたら、ほんとにスクリーンの裏にあの三人がいて、そこでマイクに向かって歌っているようで。ああ、これはこうやって聞く曲だったんだなあと。

また一段と Perfume が好きになりました。