みずからのあるじであるみなさま、おはようございます! ざべすより、日曜日到来のお知らせをいたします。
みなさま、この数日は連休でしたか? よくお休みになりまして?
ざべすたちは、木・金が連休で一日おいて今日、日曜日がまた休みという暦まわりでした。それで、木・金の連休を利用して大好きな街、松本に遊びに行ってきました。
松本市は以前にも遊びに来たことが何度かあるので、ざべすにとっては庭感覚です。必ず行く場所や、ずっと行きたかった場所など、はきはきと訪ねました。
1. 開運堂
駅を降りて、「みなさま、おひさしぶり! また来たわよ」と左右のみなさんにご挨拶しながら、まっすぐお菓子屋さんの開運堂に向かいました。ここには、ソフトクリームをつくってくれるロボットがいるのです。
味は日替わりで、この日はメープル味でした。ロボットさんはソフトクリームをつくるのが上手で、ざべすたちは「おいしいね、おいしいね」と言い合いながら食べました。ちなみに、二日目にも来て、やはりソフトクリームを食べました。二日目はブルーベリー味でした。
2. おきな堂
次はお昼ごはんです! 松本といえば、おそば。フレンチもあります。うなぎもおいしいそうです。ざべすたちがあまたある名店から選んだのは、洋食のおきな堂でした。
メニューを熟読のうえ、オムライスにハンバーグまたはチキンカツののった豪華なお皿をお願いしました。
それに、プリンアラモードもいただきました。
オムライスとハンバーグとプリンです!! 私たちの夢がかないました。ぜんぶ、ぜんぶおいしかったです。
3. 中町を町歩き
おきな堂は「中町」という蔵造りの建物が残る通りのそばにあるので、その辺りを中心に、おなかいっぱいのおなかをぽんぽんと叩きながらお散歩しました。
テレビかなにかの撮影隊が来ていて、ゆっくり歩けなかったので、「ここはまた後で来よう」ということにして、無軌道に歩き回りました。
団地だというこの建物、まるでお城です! こんなところに暮らしたらどんな気持ちがするでしょうか。
一階に「セラミカ松本」というポーランド食器のお店が入っているので、ざべすたちもなにかすてきなのをひとつ買いましょうと意気込んでおじゃましました。じょうぶそうで、かわいらしい、きれいな食器がたくさんあって、ざべすは全種類人数分買いそろえたらいいと思いました。でも雨子が「よく考えたら、もううちには『ないもの』がないので、(買わなくても)いいかあ」と言いだし、お買い物がうやむやに……。ざべすは懸命に「買っちゃいましょうよ!」と主張したのですが、一旦外に出て落ち着こうということになり、外に出たらなんとすぐ近くに昼間っからお酒を飲めるバーがあって、いそいそと入ってしまいました。
どうしてこのお店は夜、開けないのですか? と質問したら「昼間飲む人のためのお店にしたいから」とのことです。
お店の方のおすすめにしたがって、おいしいお酒をくぷくぷといただきました。秋なので、ひやおろしの季節で、ざべすはどれもおいしいと思いました。
4. 珈琲まるもで民芸家具に触れる
松本は民芸家具を町中どこでも味わうことができます。そこここに置かれたベンチも、木が立派に磨き上げられてつやつやと光るものばかりで、そうした立派な家具をだれでも使っていいようにあちらこちらに配しているのはとてもすてきなことだと思います。
そして、珈琲まるもは実際に松本民芸家具に座って、ゆっくりとコーヒーを飲むことのできるお店です。
5. 松本ホテル花月で民芸に泊まる
松本に行くときは浅間温泉に宿をとることが多いのですが、今回はざべすの「ホテルに泊まりたい! ベッドに寝たい!」という要求が通り、ホテル花月に泊まることになりました。
ざべすたちはもちろん、旧館にお部屋をお願いしました。
晩ごはんはホテルのレストランでいただきました。
きれいなお酒を注いでもらい、
た〜くさん、おいしくてきれいなものをいただきました。
ざべすは、なんでもない日に突然こんなごちそうをいただいたので、「もしかして、これ、ざべすのために……?」と思いました。それで雨子に「今夜は、ぜんぶ、ざべすのためなの?」と聞きました。雨子は「そうよ」と言いました。
松本の夜はそんな風にしてふけていきました。
雨子は「おなかいっぱい〜」と言ってベッドの上で変な姿勢になっていました。雨夫は「ぼく平気!」と言っていました。ざべすは幸せいっぱい、おなかいっぱいでベッドにもぐりこみました。ずっと起きていたかったけど、すぐに寝てしまいました。
🍷 つづく ☕