プール雨

幽霊について

2011-01-01から1年間の記事一覧

振り返り2011

やっぱりこれ!

京都

京都で見た「かわいい床」各種 これはなんだべ 鴨川

のれん

「こんな暖簾なのに座るだけで二千円とられる店」というのを見かけたので、「ほほう」と記念写真を撮ってきました。

石黒正数『外天楼』

石黒正数『外天楼』 登場人物のもってる文体がばらばらでおもしろかった。通常の感覚だと同じ物語に登場し得ないひとたちが一堂に介してて、その文体とは微妙にそぐわない行動をしていく。読んでいて自然と沸き起こる期待がすっすっとずらされていくので、読…

【2011年の映画を振り返る】( 4 )

「その街のこども 劇場版」(井上剛) これは厳密に言うと映画じゃなくて、前年NHKで放送されたドラマの再編集版。話題だったのでご覧になった方も多いと思う。阪神大震災から15年、帰らなきゃ、と思いながら帰ってくることができなかった、かつての「その街…

【2011年の映画を振り返る】( 3 )

「冷たい熱帯魚」(園子温) 「ブラック・スワン」(ダーレン・アロノフスキー) 「アジョシ」(イ・ジョンボム) ヘヴィーで悪趣味できついと見せかけておいて実際は大変ポップだったし、映画見るのって楽しいなっていう感じがストレートにする三本。 「幸…

【2011年の映画を振り返る】( 2 )

「ザ・タウン」(ベン・アフレック) 「大鹿村騒動記」(阪本順治) 「英国王のスピーチ」(トム・フーパー) 「そんなに造りの大きな大作というわけではないけれど、隅々までよかった」映画三作。 「ザ・タウン」はシンプルなストーリーラインを生かす濃密…

【2011年の映画を振り返る】(1)「ノルウェイの森」

「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユアン) 全編恥ずかしさで耐えられないのではないかと思ったが、脚本の異様さ、映像の美しさ、音楽の良さ等あってわりと集中して見た。おもしろかった。 耐えられなかったのは玉山鉄二がやった永沢が出てくる場面で、玉…

2011年日本で公開されたもののうち、劇場で見た映画

「ソーシャル・ネットワーク」(デヴィッド・フィンチャー)、「冷たい熱帯魚」(園子温)、「英国王のスピーチ」(トム・フーパー)、「ザ・タウン」(ベン・アフレック)、「その街のこども 劇場版」(井上剛)、「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユアン…

昨日の井の頭公園。 朝市やってた。

「レボリューショナリー・ロード」

こんな晴れた土曜日の朝に「レボリューショナリー・ロード」(2008 サム・メンデス) を観ました。 すごい、素晴らしい、完璧な重さ(とりかえの効かない事実に見えるという意味で)、そして軽さ(抽象化できない、極めて個人的な、ジャッジ不能の痛ましい話に…

「ノーウェアボーイ」

昨夜、スコラのビートルズ特集を前に、「ノーウェアボーイ」(2009 サム・テイラー=ウッド) を観ました。ジョン・レノンの命日でもありました。ビートルズ結成前夜の物語です。 「愛している」と言うべきときに言えないということの描き方が繊細で素晴らしか…

「渇き」

神父様がバンパイヤになってさあ大変の「渇き」(2009 パク・チャヌク) を見ました。 最初の 1/3 が大変におそろしく、思わず途中で止めた後我慢しきれず二分ほど飛ばしてしまいました。 びっくり描写がやまほどありつつも、スタイリッシュさで気まずくならず…

こんな夢を見た

ホーローの洗面器を持って立っている。 洗面器には水がたまっている。歩くと、時折水紋が広がる。天井から雨が漏っているのだ。漏っていうはずの水は見えないが、洗面器にぽつーんと輪ができる。洗面器をよけると何も起こらない。ただ時々風が吹いているよう…

新しいメガネで

今日新しいメガネで外に出たら、世の中たいへんビビットだった。

こんな夢を見た

私の家は通称「もこもこの家」。柱も屋根も床も全部キルトで覆われている。だから「もこもこの家」。当然服も全部おばあちゃんお手製のもこもこキルト。冬は暖かくて夏は暑い。でもこの町は一年中ほとんど冬だから大きな問題はない。そんな私の恋人は隣の通…

こんな夢を見た

なんとなく気分を変えたいなと思っていた。そこに、ライター仲間数人で山奥の古いホテルにこもろうという話が出たので飛びついた。特別に親しい仲間でもなく、中には初めて会う人もいたが、気を使わなければならないような相手もいないし、気楽にすごせそう…

「ゴースト」

もう淑女と呼ばれる年齢だからヴァイオレンス映画ばっかりじゃなくロマンティックな映画も見よう運動第一回。「ゴースト」(1990 ジェリー・ザッカー) に挑戦! デミ・ムーア、異様に可愛い。悲鳴上げそうに可愛い。見た方がいい。 死んじゃう旦那が親しみの…

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(1985 ラッセ・ハルストレム) を見て泣いています。ううう。ひーん。 主人公が、そばにいる大好きな大人の言葉や行動を模倣しては失敗していく様が切ない。笑ってくれるとばかり思った母が、叔父が、自分にうんざりしている…

「ウィンターズ・ボーン」

「ウィンターズ・ボーン」(2011 デブラ・グラニク) を観てきました! あ、なんだろう、すっごく良かったよ! むくむくと元気が出た。 これを撮った人が「ジャッジ」も「告発」もしてないのがこの映画にとっては良かったんだと思う。見る人がすっとこの世界に…

小三治一門会

昨日は練馬で柳家小三治一門会でした。和やかで楽しい会でしたよ。 二階席だったので、やっぱり落語は下から聞きたいなってことで、久しぶりに寄席に行きたくなりました。

「密告・者」

昨日ですが、「密告・者」(2010 ダンテ・ラム) を見ました! 良い年した女がひとりで見るにはちょうどいい甘酸成分ね……などと余裕をかましていたら、まさかの(中略)で場内号泣。 衝撃の椅子クライマックス。椅子にうなされる。 こういうのは「ヒート」しか…

散歩中の猫

ここまでしか近寄らせてもらえませんでした。 すごくきれいな猫でした。散歩中の飼い猫みたいです。

歩いたことのない道

10年ちかく住んでて一回も歩いたことのない道を歩いてみた。

「ゾンビランド」

ずっと観たかった「ゾンビランド」(2009 ルーベン・フライシャー) をやっと観ました! ゾンビものについてまわる、登場人物の死を通じて発見される治療法とか、モヤの向こうからやってくるヘリとか、「このラインを越えれば安全」というのがなくて、実はそこ…

「イースタン・プロミス」

傑作「イースタン・プロミス」(2007 デヴィッド・クローネンバーグ) を堪能しました! ヴィゴ・モーテンセン分をこの上なく補給できる。すごい「ヴィゴ様」感。満足。 とくに期待してなかったヴァンサン・カッセル分まで補給できた。ナイスロシアンマフィア…

「花様年華」

「花様年華」(2000 ウォン・カーウァイ) マギー・チャンが全シーン、常に素敵で大満足。 終始覗き見、盗み見を追体験させられるので、見ててすごい罪悪感。 1994年版の「屋根裏の散歩者」(実相寺昭雄)もこういう質感、こういう目線で撮ってほしかったな…

冬の川

ちかくの川で 五位鷺もいたんだけどなぜか私のデジカメが「無理無理」って言ってシャッター押せませんでした。

冬になる

今日はちょっと寒かった。

「グッドフェローズ」

「グッドフェローズ」(1990 マーティン・スコセッシ) 刑務所前と刑務所後、麻薬に手を出す前と出した後で別の映画のようになるのがすごい。後半に行くに従って街並も住居も着てる物もそして本人たちもどんどんえげつなく動物じみていく。 しばらくトマトソ…