プール雨

幽霊について

エマージェンシー弁当

にちようびです。うすらぼんやりと日曜日の昼前を堪能しています。こうして人間らしいしぐさでもって先週を思い返してみると、なんかちょっと忙しかったようです。私という人間にとって仕事はイレギュラーなもの。「仕事がある」状態は普通ではない。これは働き出したころより一貫して変わらないので、もう一生「呼吸をするように働く」境地には至れないのだと思います。「よし、やるぞ!」という構えでないとできない。

私の普通(Perfume の "Dream Fighter" に出てくる、普通って言っているとき人は理想の話をしているという意味での「普通」)はまず映画に行く予定、読書のサイクルなどが決まったあと、その隙間に仕事を入れるというもの。それが大体仕事が先に来るのが現実。毎日仕事で埋まる。でもここで私は抵抗を試みる。「週二日は何が何でも休もう。あわよくば三日休んでみせる」と。それが先週は痛恨の 9 日連続労働だったので、なんか終わりの方で「脳の深部が疲れた」感じになってしまいました。違法労働が問題になっていますが、ほんとに違法労働は違法だという以前に巨悪です。私は適法にはたらいているのですけれども、それでも脳の深部がじわーーーんとなって身動きとれなくなったりするのですから。

といわうけでそんな中ぼんやりとつくったエマージェンシー弁当です。

一日目:賞味期限が切れたサンマの照り焼きとやはり賞味期限切れの里芋の煮物を入れました。おいしかった。ズッキーニで場所を取ってやった。初手から「空間を埋める」ことが目的化している。

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卵焼き、やや絶賛

二日目:憧れの目玉焼き弁当。映画でたまに見る、目玉焼きがどーんとのっていて、ソーセージ焼いたのと青い野菜のナムルかなんかが入っている憧れの目玉焼き弁当。やってみました。とはいえソーセージがなかったので、賞味期限切れ缶詰のサバ味噌煮。これは確実においしい。賞味期限をこえて保管したことによりうまみが増しているという説も生じます(諸説生じます)。

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ほんとはソーセージとか入れたかった

三日目:オリジン弁当のメンチカツ詰めた。お弁当史上最もいい加減な弁当……になるのを予測して、私はこの週のごはん(いっぺんにたくさん炊いて一回分ずつに分けて冷凍しておくスタイル)は酒と少量の塩と昆布を入れて炊いといたのです。これで単におむすびにしただけでも何となくおいしい。

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何も考えず詰めました

四日目:一日、お弁当不要の日があったので、この週はこれでおしまい。最後は生協で買った焼売。困ったときの生協焼売。おいしいし、大きいから空間を埋められて安心。

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突然のトマトジュースブーム到来