このところ毎朝ゾンビ体操をしています。
ゾンビ体操は、以下のセットを三回繰り返す運動です。
1. 「その場で駆け足」をしながら上半身をぶらぶらさせる(ゾンビ)動きを一分
2. その場で足踏み(人間)を三十秒
「ゾンビ→人間→ゾンビ→人間→ゾンビ→人間」でフルセット 4:30 です。ポップス一曲分くらいですので、ゾンビ体操にふさわしい曲を選曲して行います。曲いかんで力の入りようが変わりますので、選曲が重要です。
というわけで、ゾンビ体操のときに聴いている曲ベスト 5 〜(順不同)!
Juice=Juice『ポツリと』(Juice=Juice[Solitary])(Promotion Edit)
今年の二月にリリースされた Juice=Juice の『ポツリと』。ポツリとそばにいて見つめているだけで、好きって一言がどうしても言えない……そんな、ゾンビになってしまった少年の気持ちになれます。ネタ元は映画『ウォーム・ボディーズ』です。「ポツリ」っていう音にゾンビ感を感じます。
この曲はダンスが好きで、ダンスショットバージョンの MV を iTunes で売ってくれないかなあと待っていたのですが、待てど暮らせど販売されないので、特典でダンスショットバージョンの MV がついてくるシングル CD を買いました。そしてDVDのトレーに入れっぱなしにして、いつでも気まぐれに見られるようにスタンバイしてもらっています。
アンジュルム『君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)』(ANGERME[It's not just you…friends])(Promotion Edit)
アンジュルムの去年のシングルより『君だけじゃないさ…friends』。通常、ゾンビ体操はゾンビと人間を行き来するのですが、これは基本的にずっとゾンビで行きます。ゾンビというか、ヴァンパイアに生まれ変わりつつある少女の気持ちで。この白い服を着た少女たちは先輩ヴァンパイアで、「苦しいのはみんないっしょだよ」って新米に歌いかけてくれるの。
アンジュルムは今年、CD 三枚入りのアルバムが出たので、ゾンビ体操で大活躍です。
Kirinji が福田和子をモデルに書いた『Fugitive』。こちらは死にかけている人間の気持ちで。だんだん腐っていく身体を感じながら懸命に走っていますと、たいへんぞわぞわします。
Base Ball Bear - Flame (Music Video Short Ver.)
Base Ball Bear が今年出したシングルより『Flame』。これは全部人間の気持ちで走ります。ゾンビから逃げて、逃げ切って、また逃げて、の繰り返しで、もしかしてゾンビになったら楽なんじゃないかとかあのときああしてたらどうだったとか頭の隅で考えながら走ると、胸がえぐられるような気持ちなります。
Base Ball Bear - 試される (2018.11.11 Ver.)
さっきの曲と同じシングルに入っている『試される』。これは視点人物の男の子が人間で、周りがゾンビ。ゾンビと共生している社会で、颯爽と現れた女の子がゆら〜〜っとしているのを見て「原始的に心惹かれ」たり、「人間的に抗いたく」なったりする、その心の揺れをゾンビ体操で表現。
以上です。
これで特に痩せたということも体調が良くなったということもないのですが、やり出したことをやめるのはこわいので続けます。それで気がついたのですが、運動には青春っぽい音楽が必要だということです。伊集院光はモー娘。を聴きながら運動して痩せたそうですし、私もこぶしファクトリー聴きながらゾンビ体操しているうちに自然に痩せないかななどと考えています。