ざべすよ!
みなさま、ごきげんいかが。
ざべす辺境伯領では雨夫と雨子が蟄居を要請されはしたものの、要にして急なおでかけまでは禁止されておりませんので、近所にお花を見にでかけました。
ざべす、お花大好きです。
今日は、近所のお花を紹介します。
まずは、「例のしだれ桜」です。「例のしだれ桜、もう咲いているんじゃない?」で通じる特定のしだれ桜です。
ぶおっとしています。
次は、「謎桜(なぞざくら)」です。咲き時がわからず、気づくと見るタイミングを逸していることが多いことから、そのように呼ばれるようになりました。
昨日はこんな感じでした。
それが、今日行ったらこんなことに。
大島桜だそうです。クマリンという芳香成分が元の、いい香りがするので、ざべすはシンパシーを感じます。
この謎桜以外も、公園は桜でいっぱいです。
ある桜の元に、ひとりの男の人が座っていて、ちんうつな? …ちんつうな? …おももちでおにぎりを食べた後、ペットボトルの麦茶を紙コップに注いでこくこくと飲み、きちんとお片付けして、敷いていた新聞紙をいちまいいちまいていねいにきちきちと畳んで鞄にしまい、そうして帰って行かれました。
丁寧に暮らすおじさんです。
ざべすは好感を抱きました。ざべすなら新聞紙はぐちゃーと全部まとめて畳んで適当にしまって、資源ゴミの日にそのままの姿で出すと思います。でも、きれいに、いちまいちまい畳まれていたら、回収する人も「ようし、回収するぞう」という気持ちになると思います。
春のお花は桜だけではありません。おんもは花盛りです。
ざべすの城内でもお花、咲いています。
天気がよかったら、明日もお花を見に行きたいです。