プール雨

幽霊について

推理とあてずっぽう

 昨夜、計量カップを紛失していることに気づきました。250ml まで計れてレンチンできるもので、まあまあの大きさと存在感がありますので、紛失したといってもすぐ出てくるだろう、しかし不思議だな、あんな大きなものがなぜ見当たらなくなるのだろうと考えたところで、ドラマ版のポアロ降臨。彼がミス・レモンに指導したように、私もその紛失した瞬間のことを事細かに思い出してみようとトライ。計量カップを使うのは、スープをつくるとき。前回味噌汁を作ったのは、四、五日前……わかった!! うっかり味噌と一緒に冷蔵庫にしまい込んだんだ! ない! しまいこんでなかった。……わかった!! 調味料の棚にひょいっと無意識的に入れちゃったんだ!! だから記憶にないんだ! ……ない!! うーん。
 というところで昨夜は「まあいいや、そのうち出てくるだろう。さすがにあんな存在感のものを無意識裡に捨てはしないだろう(醤油さしの蓋、小さなスプーンなどを何も考えずひょいっと捨てた前科あり)」と諦めて寝ました。

 今朝、コーヒーを淹れるときに思い出しました。そうだ、昨日、コーヒーを淹れるとき、横着して計量カップでお湯を注いだんだった。あった、あった、ありました。お茶道具の棚に。