ついに夏がやってきまして、扇風機二台体勢になりました。人間は扇風機の間に座ります。保冷剤をてぬぐいでくるんで首の後ろにあてたりもします。今日は、冷蔵庫でお茶を冷やしました。レモングラス&ジンジャーです。明日は緑茶を水出ししよう。
昔は暑いときは熱いものをなどと思ったものなのですが、もうそれどころじゃないのです。皮膚科の予約が 11:40 という灼熱の時間帯にしか取れず、行って帰ってきただけで内臓の奥までぽかぽかになりました。
こんなときは冷凍庫にアイスをたくさん買い込んで、怪談を読むか、ミステリを読むかするのが一番です。
ざべすが見ているのは『三幕の殺人』です。みんなで集まってパーティーをしていたら、一人死んで、また次のパーティーで一人死んで、で、ここまでが二幕で、三幕目から素人探偵二人の間でポワロが苦み走った顔を見せる展開になります。ポワロがあんまりしゃべらず、にがみばしっているのが特徴の回です。原作を読んでから三年も経っていないのですが、まったく思い出せなんだ。多分、読みながら想像していた絵面と全然違ったのでしょう。最後は「な、なんだってーーー!!」とびっくりしました。
木陰、扇風機二台に保冷剤、薄荷油、冷たいお茶、きんきんに冷やした白ワイン、ビール、西瓜、そして味噌汁(書きながら「冷やしすぎだナ」と突然反省)にミステリ。
夏セット、こんなかんじでしょうか。
日程的には今週末、オリンピックと思うとぞぞぞっとします。冷えます。心胆を寒からしめるとはまさにこのこと。あらゆる怪談をはるかにこえる恐怖を醸す、「今週末、オリンピック」の事実。
特に何の脈絡もなくおしまい。
ステイヘルシー