大人は表参道に行ったらどうするべきなのでしょうか。
ゆるやかな道を歩きながらこう考えた。
西東京とは別世界だナ。歩道が広くてねえ。
(「西東京」については以下の曲をお聴き下さい。)
おっ、あれは同潤会青山アパートメント跡地ですね。
裏手にまわるとこんな姿が見られます。
ここでターンすると目の前にあるのが、表参道・新潟館ネスパス。新潟のおいしくてすてきなものをとりそろえたお店です。
ネスパスで検索すると、「笹団子」という検索語が出てきます。ここでは笹団子を食べるべきであったようです。しかし、笹団子以外のものもおいしかったです。
ここでつい、マコモダケを買ってしまい、一日買い物袋からマコモダケがのぞく状態で過ごすことになりました(さらに帰りにもう一度寄ってワインも買いました)。
鈴木其一の「夏秋渓流図屛風」が公開になっていたので、見に行きました。
この屛風の前を歩くと、真ん中に向かって渓流が動いて見え、また、その流れに沿って夏から秋へと眼前の風景が変化するのがとてもおもしろいのです。立って、歩いて見る屛風だと思うのですが、当時の人はどんな風にして見たのでしょう。きっと歩いたと思う!
展覧会ではこの「夏秋渓流図屛風」に至る複雑な道のりが示されていました。酒井抱一「青楓朱楓図屛風」、円山応挙「保津川図屛風」、山本素軒「花木渓流図屛風」の間をめぐりながら「夏秋渓流図屛風」にたどり着く趣向です。こうした研究成果を見られるのはとても楽しいことです。おすすめです!
この根津美術館は庭も見どころ満載です。
展示を見て頭がほかほかしたところで、庭歩きをして穏やかな気持ちになるわけで、なんとうまくできた美術館なのでしょう。
この美術館の近くにはヨックモックのカフェ、ブルー・ブリック・ラウンジがあります。今日のように感染症問題があるとなかなか外食もしづらいものがありますが、テラス席を期待して行ってみました。
yokumoku-bluebricklounge.gorp.jp
人気店なのですこし待ちましたが、念願のテラス席でランチをすることができました。
私はつくづく、ガレットやクレープ的なものが好きです。べろべろとしていてねえ。
この後は基本的に JR原宿駅の方に向かって帰ったのですが、体力があったら岡本太郎記念館に行ってもよかったなと思います。
岡本太郎記念館に行って、何らかのグッズを入手してもよかったなあ。
まあでも、それじゃちょっと山盛りにすぎるので、この辺で。
以上、表参道のオフ会におすすめのコースでした。
🎨 おしまい 🎨