ちょっと前、東京新聞「のぼりくだりの街」に中井の街が載っていました。いわゆる文士村のエリアで、「行きたいところ、色々あるなあ」と思いつつお散歩したことがなかったので、この記事を念頭に、落合記念館散策マップ片手にお散歩してみました。
スタート地点は JR 山手線目白駅です。ここからまず、中村彝アトリエ記念館を目指します。
と、そこでりっぱな教会を発見。
キリスト教の教会を訪ねていつも感じ入ってしまうのは、そのオープンさです。開かれて、シーンとしたところでじっとしていると、そういう空間に招かれたことだけでもありがとうございます、という気持ちになります。神社やお寺でも雨宿りくらいできる構造になっているといいのになとよく思います。まあ、私はいずれにしろ信仰がないので、ただ拝見するだけなのですが。
中村彝のアトリエはここから目白駅から徒歩で 10 分くらいです。経路の途中に公園があって、そこで一休みしました。
中村彝記念館はそれはもう、かわいい、かわいいことこの上なしという噂を聞いておりまして、ずっと行ってみたいなあと思っていました。実際目にすると、もうほんとにこの上なくかわいいのでした。
中村彝の死後増改築されたものを、このように復元し、保存に努めているのだそうです。すばらしいお仕事です。
次は佐伯祐三アトリエ記念館に向かいます。
日本聖書神学校の前を過ぎて、
到着。
復元されているのはアトリエ部分だけで、実際はこのようになっていたそうです。
ここから下落合駅方面を目指します。
坂の途中にあるのは、
聖母病院です。
下落合駅方面、妙正寺川に向かう坂を歩いていると、だんだん染物屋さんが増えてきて、染め物の町が見えてきます。
ずっと住んでいる東京の、全然知らない町を歩いているなあ、と思った箇所。
川にたどり着く前に、スーパーでお弁当を買って公園でランチにしました。
👟 つづく👞