プール雨

幽霊について

月見

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 夫は甘い物好きで、隙あらばケーキを買ってきます。

 お休みの日にケーキを食べて、次の日体重計に載って「太っちゃったあ!」とさわぎ、三、四日どたばた働くうちに元に戻る。そして明日の日曜日はどこのケーキ屋に行こうかしらと考える。

 それが彼の一週間です。

 私はそれに付き合い、当然の帰結として体重が微増し、あまり動き回らない生活をしていますので、微増したまんま。

 それが私の一週間です。

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悲しみを開ききった花で表現

 それでも、ここのところは午後、「月でも見るかな」と、外に出る動悸動機があります。

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満月直前の日

 国立天文台のサイトで月の出の時刻を確認して、いそいそと出ます。

 昼間出る月はいいんですけど、

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こういう状態

 あんまり夜遅くだと寒くて出られないので、「月でも見るかな」と外に出るのは今月は満月の今日辺りが限界です。

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太陽が沈みました

 太陽が沈んだこのタイミングで振り返ると月が出ているはず。

 と、振り返ったところで、ご覧のように住宅街なので、「手前の建物が邪魔で見えない」という状態になります。

 今日は月が見えるはずの空き地っぽい、視野が開けている場所を求めてすこしうろちょろしました。ちょろっと見えても「電線がじゃま」とか、「木がじゃま」とか、なかなかフォトジェニックポイントにたどりつけません。

 その過程で、遮断機に閉じ込められかけている人をエスコートできました。よかった、よかった。

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おっ、月

 満月。

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ズーーーーーム

 月じゃーん。

 というわけで、満足して家に帰ってお風呂に入ってうすらぼんやりしているうちに夫も帰ってきました。

 では、よそのあるじのみなさま、おやすみなさいませ。

 

🌝 おしまい 🌝