こんにちは。
視力が 0.1〜0.3 をうろうろしている者です。朝起きて、「あ、今日はよく見えるな」という日は 0.3 あって、「今日はなんも見えん」という日は 0.1 なのだと思います。眼鏡で矯正して 0.5〜0.6 です。多分。
そんな私の視界は大体こんな感じです。カメラのソフトフォーカスモードです。今日はうっかりカメラが一日ソフトフォーカスモードだったのですが、そもそも私の見え方が、この程度なのです。
きれいでしょう。
特にこの季節はいいです。
視界がうつくしいです。
せっかくの、うつくしい世界ですから、お散歩にもひとひねり入れてバーベキューに挑戦してみました。
近所の公園でこの「手ぶらでバーベキュー」をやっていることは知っていたのですが、なにせバーベキューがそれほど好きではないので、自分がすることになるとは思ってもいませんでした。
バーベキューはおんもで激しく遊ぶのが好きな、勢い盛んな若者のすることで、私のようにインドア中のインドア派には関係のないことだと思っていました。
しかし、長引くパンデミックで、旅行にも行けない時期が続くと、バーベキューでもするか、という気持ちにもなるというものです。
「手ぶらでバーベキュー」はほんとに手ぶらで行って、そこで機材・食材一式用意してもらってあとは火を熾して焼いて食べるだけというらくちんなものです。
ですが、平素キャンプなどに縁のない私たちですから、まず、火がおこせない。無目的に炭を並べ、そこで、「で……?」と首をかしげてからスマッホで「バーベキュー 火のおこし方」を検索。ふうむ。
それでまあ、なんとか火を熾すというか点けるところまでは行き、しかし肉を焼くほどの火力がなかなか育ちませんので我々は特に何もせず、座してじゃがりこで乾杯しました。
慣れないことをしているなあと思いつつ、火がおきてくるとそれなりに楽しい気持ちになりました。
こう、なにかが火で焙られるのを待ちながら木々を眺めていると、
刻一刻視力があがっていくような気がしました。
さらに、一旦火力があがってみるとこれはもうさっさと食べなければいけないのであり、肉を載せては焼き、焼かれたものを食べては肉を載せ、わんつーわんつーの勢いで肉を食べておなかいっぱいです。
お肉大好きなざべすは玉座でお行儀よく召し上がっていました。お行儀よく、勢いよく。「肉食ってうれしい」とおっしゃっています。
平日の午前中だったので、公園は空いていました。キャッチボールをしている若い男性二人組と、そのキャッチボールを見ている若い女性がいたのと、ずっとディズニーの話をしているが BGM は安室奈美恵の不思議な四人組がいたのが印象的でした。久しぶりに "Sweet 19 Blues" を聴いて感傷的な気持ちになりました。
明日は図書館に行くので忘れずに眼鏡をかけないと切ないことになるなと、今は考えています。
ではまた。
🍖 おしまい 👓