みずからのあるじであるみなさま、おはよう、ざべすよ!
日曜日の時間です。お忙しいことと存じますが、日曜日をよろしくお願いいたします。
先週はわがざべす辺境伯領の宝物(ほうもつ)、お菓子の缶と箱を公開しました。
ほかに、こんなのもあります。
この、ざべす城宝物殿はほかに、お菓子本体もあります。お菓子倉庫の管理者、倉庫長は雨夫です。倉庫長のお眼鏡にかなったお菓子だけが領土に入れます。また、漫画もたくさん収納しております。この一週間はそこにたくさんの漫画が仲間入りし、まだだれも読了していません。
みなさんは漫画、どれくらい読みますか?
ざべすはたくさん読みます。この城では『ガラスの仮面』と『あしたのジョー』は必須科目で、読んでいないと会話にことかくほどです。
今日はざべすの大好きな漫画を紹介します。
セシリーは大きなお屋敷でお父さんと暮らす女の子です。ポーラというすてきなお母さんもできて、幸せいっぱいに暮らしていました。しかし、ポーラとお父さんが結婚して一年、お父さんが事故で亡くなってしまいました。セシリーはその悲しみから立ち直れず、病を得、実に七年もの長い期間を療養所で過ごすことになりました。そのセシリーがやっと元気を取り戻し、帰宅でき、ポーラはじめみんな幸せを感じていましたが、それもつかの間、家には七年前置き去りにされた小さなセシリーの、不安や悲しみ、そして怒りが待っていたのです。
セシリーは七年前の自分の悲しみや怒りとあらためて対峙させられるのですが、その過程で、セシリーのまわりにいた大人達の犯した罪もあらわになります。みんなが間違ったあのとき、セシリーのお父さんが亡くなったときに引き戻されてしまいます。
ざべすは、この本に書かれていることは全部ほんとうだと思います。セシリー・フェアブラウンは「おさとうにスパイスにすてきなもののありったけからできている」、そんな子だったのに、みんなして彼女から笑顔をうばってしまったのです。
でもセシリーは友だちのサミィやルーサーの手助けもあって、七年前の自分の気持ちと真っ正面からぶつかる勇気を得ます。それにポーラがとってもいい人で、すてきなのです。セシリーとポーラは血はつながっていないけれど、とっても相性のいい、気の合う親子で、そういう関係であることがざべすはとても好きです。
今日は、読みかけの漫画がたくさんあるのですけど、ざべすはあらためて『七年目のかぞえ唄』を読みたいと思います。
ではまた来週、お目にかかりますわ。
みなさまお元気で。
📚 チェリオ 📚