プール雨

幽霊について

『文字渦』への道

8 月の課題図書

8 月に実際読んだ本

  • 田中克彦チョムスキー
  • ゾラン・ニコリッチ『あなたの知らない希少言語』藤村奈緒美訳
  • サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人 世界最高の辞書OECDの誕生秘話』鈴木主税
  • 丸山正樹『ウエルカム・ホーム!』
  • 王谷晶『どうせカラダが目当てでしょ』
  • 原沢伊都夫『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』
  • 桜井英治『室町人の精神』
  • ダグラス・アダムス『長く暗い魂のティータイム』
  • 塚田穂高編著『徹底検証 日本の右傾化』
  • 入矢玲子『プロ司書の検索術 「本当に欲しかった情報」の見つけ方』

 8 月に入ったときは「よし! 円城塔『文字』を読むタイミングが来た!」と期待が高まっていました。2018 年に出た本で、2018 年に買ってずっと寝かせていたのです。この『文字』を読む前にあれとこれとそれを読んで、とか思っていたらあっという間に 4 年以上の月日が流れました。

 円城塔の本は楽しいので好きです。手の込んだホラは読むと頭がさっぱりしてよく眠れます。名文家だと思います。

 いい流れの中で読みたい。

 そういう欲を抱いていたらやっときた流れからまた押し出され、2017 年から寝かせていた『徹底検証 日本の右傾化』を優先したこともあり、『文字』は次の機会にということになってしまいました。

9 月の課題図書

 というわけで、『文字』再登場。今月、ついに読むのか『文字』。秋にぴったり、『文字』。

 『共産主義者宣言』はかっと来て読むことにしました。えいっと頁を繰ってみると、どうも、読んだことがあるようです。どういうタイミングで読んだんだろう。「人生すごろく」的なものの駒を進める上で、どうしても読まなければいけない基本的なものとして読んだのかなあ?

 まあ、それはいいとして、8 月はいい読書ができました。9 月もいい読書になりますように。

 

📚 おわり 📚