プール雨

幽霊について

今日は Twitter の下書きを片付けます

 昨日、ブログの下書きを公開してさっぱりしたので、今日は Twitter の下書きを公開してきれいになろうと思います。

 私、片付け魔なんです*1

 という台詞に聞き覚えはありますか?

 漫画『動物のお医者さん』に片付け魔の小夜ちゃんという人物が登場します。さて、小夜ちゃんは今頃、ミニマリストになっているだろうかと考えてみて、そこはわからないなと思いました。

 小夜ちゃんは「お皿の上にひとつだけ残っている唐揚げ」みたいなのがダメで、それが片付いちゃえばいいわけですよね。私もその気持ちはわかります。ちなみに、私の母(二人いる母の、夫を産んだ方)も片付け魔で、飲み会が進行すると「食べちゃって」と言い出します。それで私は一人でおにぎりを四つ食べるなどします。いい年して真夜中におにぎり四つ食べると「食べた……!!」と静かな動揺が起きます。

 それはいいとして、片付け魔とミニマリストはおとなりさんではありますが、同じではありませんね。なにが違うかうまく言えないのですが、多分、小夜ちゃんの部屋はそれなりに片付いていると思いますが、片付いているからといって物が少ないとは限らない。安藤美姫が選手時代、荷物を悠然と片付けている映像を見たことがあります。「みんなと撮った写真」などをいちいち紙にやいてファイリングしたものや、スヌーピーのなんのかんのなど、とにかく大量の物、物、物をぴしーかくーと整理整頓して持ち歩いており、小夜ちゃんと安藤美姫は喧嘩しないだろうと思いました。モーニング娘。で言うと小田さくらですね。小田さくらという人は、おかしやおかずの最後のひとつを「じゃ、私食べちゃうね」と言って片付ける人だそうです。親しみを感じます。

 それはいいとして、再び「それはいいとして」で恐縮なのですがそれはいいとして、Twitter の下書きを片付けます。まとめて眺めてみて、ブログの下書きよりはるかにガラが悪く、「これはアップしなくてよかった」としみじみ思いました。

#予算16兆円使途不明の説明求めます

 コロナ予備費に使途不明金が 11 兆円だか 14 兆円だか 16 兆円だか、あるんですって。金額がはっきりしないので書き込みませんでした。12 兆円の 9割 と書けば間違いないのかな。12 兆円の 9割……。

 オリンピックからコロナにかけて財務規律がえらいことになってしまい、えらい人たちは裏金もってどこか逃げようという計画でもあるのか、それともこの巨額も単に選挙のためなのか。いっそ前者であってほしい。

現行憲法をもって国際社会に迎え入れられ、そこで名誉ある地位を維持してきたのに、それを「押しつけだ」「時代に合わない」と言ってしまうのは恥知らずなのではないか 自民党改憲草案で憲法はどう変わる? https://kaikensouan.com

 ずっと聞かされているこの憲法の「押しつけ」論という物言いの幼さというのか……ばかっぽさに常に常に驚いています。憲法のこの部分をこのように改正しようという話ならわかるけど、敗戦で押しつけられた憲法だからやだっていうのが、ちょっと。「時代に合わない」じゃなくて、「俺に合わない」だろとも思うし。日本人に基本的人権はいらないといいつつ、自分たちにはあるんでしょ、人権。じゃあ、自分たちは日本人じゃないんだ。

 これと近い感慨を覚えるのは最近では「防衛費二倍」ってやつ。「二倍」ってなんだ。なんで割合で示す。これこれこういう体制を組むからこれくらいかかるって話ならわかるが、そこでなぜ割合を示す。どんぶり勘定なの?

野田聖子は「私たち中高年はハラスメントの学びがないまま成人し有権者になっているので」と世代に一般化し、「学んで」と呼びかけるが、まずは国会議員から学んでほしい。今時「お花畑な正義感」なんて言う議員がいることと、ハラスメントの問題が一向に解決に向かわないことは関係があると思う。

 「私たち中高年はハラスメントの学びがないまま成人し有権者になっているので」と最初に耳にしたときは「私たち中高年の自民党員は」と言っているのだと思い込んで、「それを公的に認めたのは大事な一歩だが、それにしてもなぜ学んでいないんだよ、政治家のくせに〜〜〜」とむかむかしてしまいました。それでも「認めたのは第一歩」と前向きに捉えようとしてよく聞くと主語は「有権者」、つまり私たち一般市民なのですね。有権者がハラスメントを学んでいないから、政治家にハラスメントしていると、そういうお話でした。政治家より支持者の方が立場が上だから、その構造を利用してハラスメントされるんですね。

この単価で売上のナンパーかを事務コストかけて納税するってことは、私は経費と税が通過するうつわか? と思う。 基本的に辞める準備を始めてる。私一人の経済活動なんて、えらい人から見たら「無」なんだろう。

 これは 100% 愚痴。「この単価」は聞けばみんなびっくりすると思うんですけど、なんと単価、「円」ですらないんですよ。はははは。「銭」なんです。一字いくらという仕事なので、単価上げるのがもう無理で。このタイミングで廃業かなという気持ちです。なのに政府はどんぶり勘定で 11 兆円が使途不明とか言われると、世界の違いにくらっとします。

女の子同士の世界に背を向けて飛び込む先がおじさんの世界だった、では悲惨すぎる。

 西原理恵子について書きました。西原は『ぼくんち』などは楽しみに読んでいました。私は田舎育ちだけど、ああいう風に叙情的に思い出を構成することができないので、うらやましくもありました。

 彼女の漫画を読まなくなったのはいつごろだったか。以前、西原が中瀬ゆかり岩井志麻子と鼎談をしたときに、二人に対してすごく居丈高で、友だち相手に教条主義的なところが気になりました。対等な友だちには見えませんでした。ああいうのを目にすることがちょこちょこあって、読まなくなったのかな。これから彼女がどういう発言をしていくかわからないけど、現状は袋小路に見えてしまう。

「軽い気持ちで賭けマージャン続けた」黒川元東京高検検事長、「二〇一三年当初から秘書が違法性を認識していた」秘書など、元総理周辺の遵法意識のなさとだらしなさがなんかすごい。

 黒川元東京高検検事長については、賭け麻雀のことがなければ「違法な人事だ」と指摘される中で検事総長に就任していたかもしれず、そういう立場の人が「軽い気持ちで」違法なことを重ねる生活をしていたというのがもうびっくりだし、元首相はこの社会を自分たちの思うような「美しい国」に改変するという構えの大きなことをしていたのに、なんだってこう、細かい犯罪を重ねていたのかという……。一般市民は全然手が出せない状況の中で、勝手にあの辺り一帯で違法なことを重ねていたわけで、なんなのかなあ。

 道端でゴミを平気で捨てそうな人が検事総長になっていたかもしれないというのが、今思い出してもびっくりします。

 

 ふう、片付いた。

夕方の視界

実の生る季節です

📂 おしまい 📁

*1:正確な表現は「あたし 片付かないのいやなんです」で、そう言う小夜ちゃんの下に独特な書き文字で「小夜ちゃんは片付け魔」と入るというものでした。