みずからのあるじであるみなさま、おはようございます。
日曜日到来の宣言をします。
このところ地震や雷が続いていますね。お見舞い申し上げます☔︎
ざべすこないだ、里見弴さんのおうちに行ってきました。
里見弴さんは 1926 年、鎌倉にお引っ越しなさって、ご自分で設計したこのおうちに 1936 年まで住んだそうです。
その後このおうちは所有者が変わったり、米軍に接収されたりしましたが、現在は石川さんが所有者で、それを一級建築士事務所が借り受け、公開しています。
ホテルとして使われていた時期もあって、この赤い絨毯はそのときの名残だそうです。
窓がすてきな建物です。
窓が多くて風通しがよいので、なんと、夏でもエアコンなしで過ごせるそうです。
ざべすたちはここでケーキをいただきました。
とってもおいしかったです。
ケーキのあと、邸内をぐるうりと見せていただきました。
向かって左に並んでいるドアの向こうには女中部屋があるそうです。女中部屋の前には、こんな、ナースコール的なものが
あって、当時のここでの暮らしを想像できました。
二階への階段は、こんな風になっていて、
階段を照らしている窓のステンドグラスがきれいなのですが、
うまく撮れませんでした。
二階は四部屋あって、ご家族それぞれの個室だったそうです。
こちらはあとで増築した茶室です。
この茶室もきもちよいのですが、廊下は風が通るしかけがいっぱいあって、とっても楽しかったです。
1926 年竣工後、里見さんはたったの 10 年しか住まなかったと聞いて、ざべすは「もったいない!」と驚きました。お子様達の進学、通学の都合だったとか。こんなに細かいところまでじょうねつをこめてつくったのに、たった 10 年でお引っ越しなんて。ざべすなら、家庭教師を呼ぶから、学校になど行かなくてもいいって言います。
それに、1926 年に建ったということは、もうすぐ 100 年です。100 年、ちゃんと立派に建っていて、おまけに夏、エアコンいらずなんてすごいです。
こうしてざべすは 100 年建ちつづけて立派にそこで人が暮らしているおうちで元気いっぱいになりました。それで勢いをまして、はきはきと鎌倉を歩きました。
すると、不思議なお店に出くわしました。
プールを見ながら、ワインとチーズがいただけるお店です!
このプールは一体何なのだろう、夏になると蚊が発生するのではあるまいか、一体これはどういう趣向なのだろうとぼんやりしているうちにワインを飲み干してしまいました。このプールはお隣のスターバックスからも、反対隣りのカフェからも見られるので、もともとはこの三軒がひとつの建物だったのかなあと想像しました。
いっぱい歩いて、鎌倉にばいばいしました。
ばいばい、鎌倉。
また来るからね。
そして大船に来ました。
大船軒の「茶のみ処」が今月末で閉店だと聞いたので、訪問することにしたのです。
駅の売店などで買うことのできるあじの押し寿司を、ここでは作りたてでいただけます。
ふうわりしていて、ほんのりあまずっぱくておいしかったです。
昭和初期の建物らしい、どっしりとした空間でおすしやお茶をいただけて楽しかった。今月末でおしまいなんて、もったいないと思いました。
閉めちゃったあとはどうなるんでしょう。
この日はいっぱい歩いて、りっぱな建物を見て、ざべすは大満足の一日でした。
今日は何をしようかしら。
みなさまはどうなさるの?
よい日曜日をおすごしください。
それで、また来週会いましょう。
🚶 ちぇりおですわ 💃