プール雨

幽霊について

「LOOPER」

「LOOPER」(2012 ライアン・ジョンソン)


ジョセフ・ゴードン=レヴィットの器用な創造力に今回も驚きました。スケーターでたとえるとクリーンプログラムを決めたときのジェレミー・アボットみたいな感じです。
・主人公たちの、よーく見るといつのものでもないけどちょっと懐かしく見える格好とか、さとうきび畑とか、まずそうなダイナーとか、今ある風景の角度をかくっとずらしただけの未来描写が良かったです。
・んー、おもしろかったです。未来の自分と今の自分が会ったら、当然喧嘩になると思うんですよね。話の大筋は別として、そういう水準で、生理的に「うんうん」とうなずけるシーンが多くておもしろかったです。