雨降り

幽霊について

2014 年は好きな映画ばかりでベスト10が選べません

今年見た映画リストをメモしました。名画座で見た映画も入っています。DVD で見たものは省略。映画館で見たものだけ。好きな映画が多く、思い出に残る一年でした。

1. 誰よりも狙われた男アントン・コービン
1. her / 世界でひとつの彼女 (スパイク・ジョーンズ)
1. ジャージー・ボーイズ(クリント・イーストウッド
1. 新しき世界 (パク・フンジョン)
1. インサイド・ルーウィン・デイヴィス(ジョエル・コーエンイーサン・コーエン
1. ダラズ・バイヤーズ・クラブ (ジャン=マルク・ヴァレ)
1. 6歳のボクが、大人になるまで(リチャード・リンクレイター
1. アメリカン・ハッスル (デヴィッド・O・ラッセル)
1. ケープタウン (ジェローム・サル)
1. 泣く男(イ・ジョンボム)
1. LIFE ! (ベン・スティラー)
1. ハミングバード (スティーヴン・ナイト)
1. 監視者たち(チョ・ウィソク、キム・ビョンソ)
1. ゴーン・ガール(デヴィッド・フィンチャー
1. ビフォア・ミッドナイト (リチャード・リンクレイター)

この 15 本はどうしても好きで、「ベスト1」としか言えないものばかり。今こうしてタイトルを眺めても、どうしても「ベスト1」から動かせない。

2. イコライザー(アントワーン・フークワ)
2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(ジェームズ・ガン
2. WOOD JOB!〜神去なあなあ日常 (矢口文靖)
3. イースト (ザル・バトマングリッジ)
3. フライト・ゲーム (ジャウム・コレット=セラ)
3. テロ, ライブ(キム・ビョンウ)
3. 思い出のマーニー(米林宏昌)
3. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(アレクサンダー・ペイン
3. ゲッタウェイ スーパースネーク(コートニー・ソロモン)
4. ドラッグ・ウォー 毒戦 (ジョニー・トー)
4. もらとりあむタマ子 (山下敦弘)
4. ルビー・スパークス(ジョナサン・デイトン、 バレリー・ファリス)
4. デビルズ・ノット(アトム・エゴヤン
4. 記憶探偵と鍵のかかった少女(ホルヘ・ドラド)
4. 日々ロック(入江悠)
4. イブ・サンローラン(ピエール・ニネ)
4. エクスペンタブルズ3(パトリック・ヒューズ)
4. フルスロットルカミーユ・デラマール)

この辺りは年によってはベスト1だったんじゃないかなあ。「日々ロック」はすごく癖の強い映画で、完璧だとか「よく出来ている」とか、そういうことは言えないんだけれども、見る時期やこちらの状態によっては「ベスト1」になっていたと思います。他の映画についても同様のことは言えます。それぞれに弱点はあっても、好きです。どれもおすすめです。

5. ブランカニエベス (パブロ・ベルヘル)
5. ポリス・ストーリー レジェンド (ディン・シェン)
5. サイレント・ウォー (アラン・マック & フェリックス・チョン)
5. ヒーロー・ネバー・ダイ(ジョニー・トー
5. 祝宴! シェフ(チェン・ユーシュン)
5. インターステラークリストファー・ノーラン
5. リアリティのダンス(アレハンドロ・ホドロフスキー
5. FIRESTORM 風暴(アラン・ユエン)
5. レクイエム 最後の銃弾(ベニー・チャン)
6. 仁義なき戦い (深作欣二)
6. ブリキの太鼓 (フォルカー・シュレンドルフ)
6. デンジャラス・バディ (ポール・フェイグ)
7. ウィズネルと僕 (ブルース・ロビンソン)
7. ファイアー・レスキュー(デレク・クォック)

仁義なき戦い」とか「ブリキの太鼓」は、リアルタイムじゃないので相対的に順位が落ちていますが、そのときに見てればベスト1だったかもしれないなあという感じです。誰にでもおすすめできるわけではないですが、愛しい映画ばかりです。この辺りまでは場合によってはベスト1に飛び込む可能性も捨て切れません。

8. 大捜査の女 (アラン・マック & フェリックス・チョン)
8. ツイン・ドラゴン (ツイ・ハーク & リンゴ・ラム)
8. マチェーテ・キルズ (ロバート・ロドリゲス)
8. エレニの帰郷 (テオ・アンゲロプロス)
8. フォンターナ広場 イタリアの陰謀(マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ)
8. ランナーランナー(ブラッド・ファーマン
8. コーヒーをめぐる冒険(ヤン・オーレ・ゲルスター)
8. トカレフ (パコ・カベサス) 
8. NY心霊捜査官(スコット・デリクソン
9. コンタクト (ロバート・ゼメキス)
9. ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! (エドガー・ライト)
10.紙の月(吉田大八)
10.小さいおうち (山田洋次)
10.複製された男(ドゥニ・ヴィルヌーヴ

人によっては1位にあげることもあるんじゃないかなあ、と想像できます。やっぱり、時間もお金も限られた中で見るので、どうしても選び抜いたものばかり見てしまい、この辺りのタイトルを眺めても、ああ、おもしろかったなとしか思えません。「トカレフ」の位置には迷ったのですが、「ファイアー・レスキュー」より上に持ってきたらダメでしょ、人間として、という判断でここです。

58.レッドファミリー(イ・ジュヒョン)
59.ニシノユキヒコの恋と冒険 (井口奈己)

この二本は、いつ見ても自分は楽しめないんじゃないかな、ということでこの位置です。「レッドファミリー」、好きな人は好きだろうと思うし、俳優さんたちは超優秀だし、心に残った場面もたくさんあるんですが、「他人のふんどしで相撲とってる」感じがして、どうしても集中できない。今年話題になった、ドラマ「明日、ママがいない」でも同じことを思いました。「ニシノユキヒコの恋と冒険」はこの監督が映画の撮り方を忘れちゃったんじゃないのかなあと思うようなところがちょいちょいありました。チームとしてうまく機能してないほころびがそこここに見えて集中できなかったです。主人公ニシノユキヒコは映画が好きという設定で、名画座通いをしているようなのに、そういう人がロナルド・レーガンのことを知らないとか、ネルでドリップするほどコーヒーにこだわっているのにそのネルが真っ白な上にお湯の注し方にまったくこだわりが見えないとか、そういうほころびを数え上げたらキリがないくらいで。
でもどちらの映画も俳優さんたちはとても魅力的に映っていて、ちゃんと映画の中で生きている感じはしました。だから「ワースト」っていうほどのこともないです。

(順位付け不能)
トゥモロー・ワールド (アルフォンソ・キュアロン) …永世一位
さらば、わが愛 / 覇王別姫 (チェン・カイコー) …永世一位
アクト・オブ・キリング(クリスティーヌ・シン、ジョシュア・オッペンハイマー)…永世、どう位置づけたらいいかわからない

トゥモロー・ワールド」と「覇王別姫」は以前にも見ていて、また映画館で見ることができて大感激しました。これからも劇場にかかることがあったら必ず行きたいです。「アクト・オブ・キリング」は暴力と映画の関係について、今最も先鋭的で、そして本質的でした。見た後、本格的に具合が悪くなって、近くの喫茶店で休ませてもらいました。喫茶店、空いていたのですが、入ったとたんお店の人が個室に通してくださって、感謝しました。ほんとに倒れそうだったので。今思い出しても、生きているのが嫌になります。「生きているのが嫌になります」と言いながら、どこからか生命力がふつふつと溢れるような感じです。同じようなことは「誰よりも狙われた男」でも味わいました。それで、これはちょっと他の映画と比べられないなあ、とうことでここに置きました。