『スポットライト 世紀のスクープ』by トム・マッカーシーとみなさん
- スポットライトがあたってみると、ひとり残らず間違った道を歩いていたという事実が浮かび上がるんだけど、そこでどうにかニヒリズムの方に歩を進めずに踏みとどまった人々の表情が印象的だった。
- サーシャの、毎日寝癖がついている後頭部、野暮ったい服、右上がりに書く癖、ひっかかりを確かめずにいられない癖。
- 紙にペンで書く、紙資料を漁る、大量のエクセル資料を二人がかりでチェックする。整頓はされているけれど整理されていないがたがたの資料群には余裕すら感じる。いつかなくなることが想定されていない。映画化されて良かった。