プール雨

幽霊について

午後ローで『ツーリスト』

  • きゃーーーー! 大方の予想を裏切ってわざわざ「ツーリスト」を録画して見ているのだった! ポール・ベタニーがすごい間抜けな役をやらされている。ポール・ベタニーに限ってそんなことあるわけないのである。
  • これは一体何の話ー\(^o^)/
  • 泥棒と脱税で逃走中の犯人と間違われてジョニデがイタリアを右往左往。そして謎の女、アンジェリーナ・ジョリー……は実は捜査官でポール・ベタニーが同僚であった。ポール・ベタニーはちょっぴりアンジェリーナ・ジョリーのことが好きみたいだった。お話はさておき、ジョニデ、てっきり変装してるんだと思った。微妙な変装だが、途中でぺりぺりーと皮をはぐと中からほんもののかっこいいジョニデが出てくるんだと思ってたらそのまま行くんだもんなあ、びっくり。
  • リアルにツーリストな人が出てくるんだけど、その人がおもしろすぎだった。ハイカーみたいな人だった。それでラストでポール・ベタニーが「あれえ?」みたいな顔すんの。笑ったよ。
  • すごい映画です。一応、マフィア、マフィアの金を盗んだ男、その男を待つ女(潜入捜査官)、巻き込まれる別の男、その男との恋、逃走、と、要素を書き出していくとそれなりのものが想像できると思うんだけど、見てる間中、「ほほう」とか「なるほど」とか「そうきたか」ということが一切なく、ただただぼ〜んやりして、時々「うふふ、なんだそりゃ」ってなるという。最後は捜査官(しかし謎の組織であった)が「あれ〜?」と頭かいておわる。
  • これがもしキアヌ・リーヴスサンドラ・ブロックだったら? マーク・ラファロローラ・リニーだったら? とか想像するとおもしろい。