プール雨

幽霊について

10 月の読書記録

10 月はフェルメールを見に行ったり、諏訪に飲み歩きに行ったり、Yo La Tengo のライブに行ったり、群馬に古墳を見に行ったりと、もりだくさんでした。そのためなのか、『三幕の殺人』までの三冊の記憶が……。
いや、ブラックウッドははっきりきっぱりおもしろかった。急に終わるのですよ。そういうところが怪談ぽくておもしろかった。タイトルかっこいいし。
それから、若竹七海の新作では、「こういったものをどう運ぼうか考えていると、閉まったドアの向こうで物音がした。心臓が脈打つより早く、わけがない。と自分に言い聞かせた。わけがない。わけがないのだ。」という箇所があって、この「わけがない。」の句点に胸が苦しくなりました。おすすめです〜。