プール雨

幽霊について

「推理作家ポー 最期の 5 日間」

「推理作家ポー 最期の 5 日間」(2012 ジェームズ・マクティーグ) を堪能してきました。
・ポー役のジョン・キューザックは映画ならではの、目の演技。素敵だった。ポー、フィールズ刑事、アリスの三人が魅力的で、始まってすぐ彼らを好きになった。
・かなり最初の方で「犯人は○○」ということがわかるようになっていて、その期待に身を任せて見るのが一番楽しめる。ミステリとしてじゃなく、思いっきりポーたちに感情移入して、苦しみながら見るのが最高。
・仕事明けに見る映画として、とても良かった。きちっと初めと終わりのある「お話」になっていて、それでいながら、本気で登場人物たちのことを愛させてしまうような、不埒さと重さと愛らしさがあって、良かった。