プール雨

幽霊について

朝から心情を吐露する

主人公の行動が「きもい」と評判だった『ソーシャル・ネットワーク』のサントラを聴いて集中力を高めています。私、あの主人公、全く、きもくなかった……。それで、自分はもうだめかもしれんねと思いました。

さかのぼって『ビフォア・サンセット』。身の回り調べではあのラストに不快感を示す感想が多かった。私は「さわやか」と思った……。それで随分前から自分はだめだったのかもしれないと思い、大昔、友だちに「これ見て泣かなかったら女じゃない」とプレッシャーをかけられて見た映画で爆睡したこと、ミキアンドーが大好きな『君に読む物語』を見ても「ゴズやん……」としか思えなかったことなどを思い出し、おそらく私の全てがダメなのではなない、単に私は「恋愛映画用筋肉」をきたえそこなったまま、この年齢に至ってしまっただけなのだ、いまさら新たな筋肉なんか鍛えてられるか、と考え直しました。