プール雨

幽霊について

事実を大切にしてほしい

「他人がどう言っているか」までは(事実だから)良くても、「他人がどう思っているか」はどこまで行っても妄想なので、それを文章のスタートに据えると、うまくいかないんじゃないかというのが、青嶋ひろのさんの文章に対する感想です。青嶋氏の文章は、「これこれこういうことを言う人がいる、それはこれこれこういう考え方なのだろう、そして、みなさんもそうお思いでしょうが」と始まることが多く、そういうロジック(とは言えないけれども便宜的にロジックと呼んでみる)を挟まれると、読者として身の置き所がないのです。ラストの段落から書き始めるとか、そういうことをしてほしいと星に願いを。

今はてブに上がっている記事で言うと、最初に記者仲間にこれこれこういうことを言う人がいて、っていう部分で「頭に来て言い合いになった」「私がそのとき言いたかったことはこうだ」的な文言が挟まっていれば全然印象が違うと思う。あと、男子だけでなく女子も高難度ジャンプバトルになってしまっていて、怪我をして選手生命が短くなるケースがあり、そういった問題からルールの大きな変更が協議されているようなので、そこまでつっこんでほしい。同僚にどれほど馬鹿が多いかということをそっと書かれても困る。書くなら「頭来た」って書けばいい。