プール雨

幽霊について

今直面している問題

読み始めたミステリに「一人で演ずる寸劇をやらせたら、天下一品」で、彼女の「《ある外国人ホテルの夕べ》と題した寸劇は実に見事」で、「順々にアメリカ人の旅行者、ドイツ人の旅行者、中流の英国人の家族、あやしげな貴婦人たち、文なしに落ちぶれたロシア貴族、それから、ウンザリするほど丁重なホテルのボーイたち——それらの種々雑多な男女の姿が、つぎつぎと観客の眼前に現われるのだった」という箇所を読んで、この重要人物らしい女優が私の脳内ですっかり清水ミチコになってしまい、今後もし、彼女がたいへんシリアスな事態に巻き込まれるかあるいは事件を起こすかした場合、その展開に自分がついていけるかどうか心配。