プール雨

幽霊について

自由研究

Yahoo 知恵袋の記事「ファビアン・ブルザのすごいところ 10」の「4、優しいリフトの降ろし方」を見て大笑いして以来、そこに気をつけて見ていたのですが、とりあえず「トップスケーターは全組リフトの降ろし方が優しい」という仮説を立てた。多分、優しくなければ、強くなれない、的な……。注目して見ていると、もはや「降ろしている」感じすらしないことが多い。ただ、「流れている」。空中に透明のレーンがあって、女性はそこをすーっと通っているだけ……のような……。それに完全に着氷して滑り出すまで手を離さない男性も多い。
それで、なぜこの方が「ブルザは(特に)優しい」と思うに至ったかを想像するに、おそらく身長差に肝があるのではないかと。これが仮説の二つ目だ。ナタリーたちはアイスダンサーとしては比較的身長差のあるカップル。だからリフトからナタリーがすいーっと降りるとき、ブルザは結構な角度で膝を曲げる。でも姿勢としては美しいの。その姿にきゅーーーん! となるのではなかろうか。その「きゅん」を人は優しさと勘違いするのではないだろうか。どさくさに紛れて「人は」とか一般化してみた。
この夏は、以上二つの仮説を念頭にアイスダンスを見たいと思う。