プール雨

幽霊について

どんな体も

フィギュアスケート、今季は、トップスケーターの摂食障害のニュースから始まったようなところがあって、その中で宮原知子選手が太るように調整したという話(「食べるのは苦にならない」という味わい深い発言あり)は良かったけど、スケート界全体としてはまだまだ何らかの見識やメッセージを示すところまでは行っていないなあという感じ。ある選手に対して、「関係者」が「体が大きくなった(から、うまくいかない)」とコメントしたということが新聞記事になるということもあったし。そういうのは一朝一夕にはいかなくて、多分、ルール変更→振り付け、指導の変化といったものを通じてゆっくり示されていくことになるんだろうけど、見識のようなものはちょくちょく示していかないとなかなか定着しないので、メッセージをまめに発信してほしい。
ついでに考えると、ハロプロはローティーンで加入することが多いので、ハイティーンになって思いがけず太る子も当然出てくる(あんな激しい運動をし続けていればいかつくなることだってあろう)。私のようにポテチを食べながら午後ローを見ていて太ったのとはわけが違って、あれだけ走り回って踊り回ってそして太っているのだから、それがその人のかたちだということなんだと思う。太っている子に似合う衣装、曲を責任もってプロデュースし、「健康でいよう、自分だけのその体を大事にしよう」というメッセージを発信していってほしい。