プール雨

幽霊について

『運び屋』("The Mule" 2018 クリント・イーストウッド)

  • 今、パンフを見てもアール(クリント・イーストウッド)が小さく見える。不思議!
  • ひょいっとしたところで話が早くて、そことでびっくりしつつ、どこかほっとする。いろんなところで観ている側の気が楽になるような工夫があるんだろうと思う。
  • 捜査側にも麻薬カルテル側にもそしてアールの側にもちょっとした許しがあって、それが「かわった映画だなあ」という印象につながっていると思う。対立軸なんていうものがない、かといってシニカルでもない、悲しさも暖かさも淡々とおかれていく物語方がとてもよかった。