プール雨

幽霊について

2013 ユーロ 女子シングル SP 鑑賞中

  • 第二グループ。滑走順が早いながら、SP 終了時点で 8 位のナタリー・ヴァインツィアール(ドイツ)や 12 位のニコル・ゴスヴィアニ(ロシア、コーチがウルマノフ様)がいて、思わず拍手をしてしまうような演技もちらほら。スケート技術が 5 点前後の選手が集まってるグループで、解説を聞くと、ここがひとつ基準となるようです。
  • トルコのスラ・サイグがトルコっぽい衣装とメイクで、最初から最後まで楽しそうに滑っていてキュートでした〜! スケート技術は5点台にあとすこしで乗れそうというところで、「もう、ほとんど 5 点ですね」と応援モードの解説が入りました。
  • ルクセンブルクのフルール・マクスウェルもポーズがきれいで印象的でした。うまく力を出せきったようで、満足の表情。観客も暖かい声援。解説も大舞台で力を出せたことを賞賛。曲が U2の"With our Without You" で、耳馴染みがありました。
  • ニコル・ゴスヴィアニも素敵な選手ですねー。迫力があるタイプではないけれど、手首や指先の表情が繊細で素敵でした。
  • このグループから、ステップシークエンスで、「あ、比較的片足で滑ってるな」という感じが増えました。
  • 第二グループで「やれることは全部やりました!」という感じの演技が続いた後、第三グループはちょっとミスが続いてしましました。
  • その中で、ベルギーのカート・バン・ダーレは流れがいいと感じた。"Exogenesis Symphony" でムードよく滑りました。
  • また、オランダのミシェル・コーウェンベルグは、ジャンプをすべて失敗してしまってFSには進めなかったのですが、彼女も "The Mission" に合わせて最後までムードよくすべりました。ジャンプを失敗しても雰囲気を壊さない滑りで、なかなか立派でした。膝が硬いこと、つまさきが伸びないことなどが解説では指摘されていました。その一方で「ムードがある」と。「ムードがある」、大事。
  • ラトビアのアリーナ・ヒョードロワが「インセプション」で滑っていて、似合っていたのが印象的でした。解説も、この選手にこの選曲は成功と賞賛していました。
  • ああん、ラフエンテのジュリエット! オシャレだし素敵だし、流れがずーーーっと止まらなくていいけど、やっぱりポニーテールで駆け抜けてほしい! 悲しいだけのジュリエットはいやなの……。ラフエンテのポニーテールが見たいの……。でも上手になりました。靴もきれいに磨き上げて、ほんと、根っからおしゃれさんだなあ。
  • 第五グループ、ゴージャス! コストナー、グレボワ、ソトニコワ、トゥクタミシェワ、わおー! みんな、3Lz や 3+3 入りの難度の高いプログラムなので、結構ジャンプにミスが出たのですが、演技が終わった時、ミスした印象が残ってない。いえいいえいのうおううおうでにっこにこにぶいぶい音楽を響かせていました。素敵だったわ! ここまで順番に見てきて、だんだんムーブメントの終わりと音楽の展開が合うようになってきたな〜とか思ってたんだけど、このグループに来たら、もう、何にも考えなくてもいいわ!