プール雨

幽霊について

「ビッグ・アイズ」

ビッグ・アイズ」を見ました。
妻の描いた絵を、夫名義で売っていた夫婦の物語で、「ほら吹きウォルターは自分のつくった噓人生から降りられない」っていう感じが良かったです。「正しくなくとも、人生は進む」という態度が映画だなあと思いました。そして、私はこの映画で完全にエイミー・アダムスに恋しました。前半の弱々しい声も、中盤の迷いに迷う声も、終盤の強い声もみんな美しかったです。ウォルターに「そんな目で見られたら恋しちゃうよ」って言われるんですが、ほんとそうです。あの目に射抜かれた。
彼女が女友達や娘に支えられるというのもほっとするものがありました。