プール雨

幽霊について

ビールと本と花とざべす

 幸せ探す旅人のみなさん、おはよう!

ざべすよ!

 ついに日曜日がやって参りました。

 みなさま、いちにち、日曜日をよろしくお願いいたします。

 ところで、ざべす、このごろよく、おんもで御酒をいただいておりますの。

ある日のファミマ御膳

 このところ、緑がとってもきれいなのですわ。緑を見ながら御酒をいただき、おうちに帰ってお昼寝するの。この季節のお楽しみですわ。

きらきらなの

 先日は「埼玉・武蔵野ビールフェス in ところざわサクラタウン」というお祭りに行ってきました。

じゃじゃん

 ざべす、こういうちょっとずつ飲める飲み比べって大好きです。

 ところざわサクラタウンは KADOKAWA という様々な問題を抱える大企業が運営しているので、左翼の雨子が「行かない」と言い張っていたのですが、ビール! ビール! と煽ってつれてきました。

 ビールをかけつけいっぱいやったあと、角川武蔵野ミュージアムという、本をたくさん展示しているところに行きました。

 入るとまずこれが目に飛び込んできました。

宣言

 「第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以降八十年の歳月は決して短かすぎたとは言えない。にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。そしてこれは、各層への文化の普及滲透を任務とする出版人の責任でもあった」と始まる角川源義「角川文庫発刊に際して」。全文は角川文庫で読めます。ざべすは、きっとこの宣言を毎日、あるいはちょくちょく確認のために読む人が KADOKAWA の中にもいるんだろうなと想像しました。KADOKAWA は今また、この宣言にあるような「敗退」に向かっているとしか思えないような表現を重ねていますが、その中でふんばるのは大変なことだと思います。そういう人をざべすは応援します。

 ミュージアムの中は、大きな図書館のようになっていて、テーマに沿った本が集めてあって、そこら辺に置いてある椅子に座って読めるようになっています。読んだら返却台に戻して、また次の本へと向かってよいのです。

雨子が「この本、軽い! 買おうかな」と言った本

雨子が「あっ、これ買い忘れてた」と言った本

物量としての本

 こうして、涼しいところで本を見て、またおんもに出て、ビールを飲みました。

どんどん飲みます

 屋台で沖縄のチヂミとやきそばも買いました。

おいしかったあ

 たくさんの人が公園のそこここに腰掛けて、ビールを飲み、おしゃべりに興じていました。お子様はジュースを召し上がっていました。

 あんまり暑かったので、帰りがけにお茶屋さんで冷たいものも飲みました。

グレープフルーツのしゃりしゃりがのっていておいしかった

 お花が咲いています。

かわいい、スズラン

雨子の好きなローザラエウィゲータ

別名、ナニワイバラ

かわいいです

白いもしゃもしゃ

へびいちご

 日陰から日陰へと移動しないとがまんできない季節の到来ですが、日陰がない状況もあります。

からっ

 木は偉大です。

木の下を歩くの

木陰から木陰へ移動します

 みなさん、お水いっぱい飲んで、元気に日曜日をおすごしください。

 また来週お目にかかりますわ。

🌲 ちぇりおです 🌳