代々木公園でカンボジアフェスティバルがあったので、ちょこっと見てきました。
メニューの字が読めなくて、適当に「これください」と言って買いました。
黄色いテントの中なので全体的に黄色く写っていますが、どれも肉眼で見たときは「うわあ!」という感じのものでございました。このソーメンぽいものは米粉を水に漬けて発酵させてつくったものだそうです。ちるちるしていておいしかったです。
テントの中にいたのでよく状況がわからなかったのですが、ステージではラップを練習している若者がいました。同じフレーズを行ったり来たりするのを聞きながら、ちまきを食べたり竜眼水を飲んだりしました。
フェスは学生さんを中心にしたボランティアのみなさんによって運営され、和やかな雰囲気でした。そこここで、いつカンボジアに行ったか、次はいつ行くか、どれくらい長く行くかという話をしていました。
おそらく、日本でカンボジアのコーヒーをお店を経営していらっしゃるご家族が屋台を出しておられ、そこで甘いミルクコーヒーをいただきました。おいしかったあ。急須のさきっぽが細くなったような容器をもって片手でお湯をさしていました。「カンボジアではよく使う道具なのですか?」と尋ねたら、そうだとのこと。とても優しい方で、私が「ヤカンから直接お湯をさしている」と告白すると、一瞬絶句して、その後「深煎りなら……度前後、浅煎りなら……度前後までさますとおいしく淹れられますよ」と教えて下さいました。
今思うと、あの、急須をしゅっとシャープにしたような道具、もっとくわしく聞けばよかったです。どこへ行けば買えるとか。
カンボジアフェスの隣では台湾フェスも開催中でした。
このあとも代々木公園でベトナムフェス、スリランカフェスなどが続くようです。こまめにチェックしなくちゃいけませんね。
代々木公園は花の展開も気になります。
代々木公園がオリンピック用の選手村だったときの名残です。
代々木公園は単に広いだけじゃなく、ベンチなど座れるところがたっぷりあり、ピクニックシートを敷いて思い思いに休んでおられる方が大勢いらして、東京の街中としては貴重な空間です。東京は路上に休めるところがないので、街遊びをする感じじゃなくなってしまいましたね。代々木公園や日比谷公園などの大きな公園は街遊びの貴重な支えです。東京だけじゃなく、全国どこにいても、誰でも、お休みの日にはこれくらいの環境でのびのび〜と休養をとって、健康で文化的な生活を営む権利をおなかいっぱい味わえるといいなと思います。
🚶おしまい 🏃