プール雨

幽霊について

一席

こないだ友人が遭った職場でのいじめの話がすごかった。最初はかなり年上の先輩による露骨ないやがらせの話から始まり、たまりかねて直接その先輩に抗議し、徐々に対応が変わりつつあるかなというところで、なんと火種は別の人で、ある一人の人が「ついたからと言って何がどうなるのかさっぱりわからない嘘」をつきまくっていたため人間関係がしっちゃかめっちゃかになっており、その人が突然辞めたことにより職場は突如穏やかな場へと変貌し仕事に対するやりがいもぐいぐいとアップしたという。
それでつい「今話した順番で書けばそのまま短編小説になるね」と言ってしまい、彼女もまた「やっぱり? 今そういう風に語ってみたのよ!」とニヤッとしたという。