プール雨

幽霊について

『たとえば願いが叶うなら』

『たとえば願いが叶うなら』(2005 アレックス・ステイヤーマーク)

優しい母親と暮らし、親友にも恵まれた主人公が末期がんにかかって最期の日々に色々と無理をし、それにまわりもつきあうという映画で、とても最後まで見ていられる自信がなく、事実途中で実際ちょっぴり早送りもしてしまったけれど、そこまでひどくもなく、特に主人公にデートを懇願される売れないモデルの子の、終盤での活躍はちょっと良かった。
イーサン・ホークが主人公の父親を熱演。父も早世しており、最初は夢、次には生前に残したビデオで登場し、中盤以降はそこらじゅうを歩きまわる幽霊として登場。……良かった!! イーサン、幽霊役、ぴったり!!
そしてこれをもって、だいたいイーサン・ホークものは一通り見たかなとネットでもう一度調べて絶望した。意外と映画に出突っ張りで掘っても掘っても思わぬところから出演作が出てくるー。