プール雨

幽霊について

♪運慶快慶〜の運慶がすごかった

こないださあ、どさくさにまぎれて運慶見に行ったサ。

運慶。

かっこよかった。「動きの途中(決め顔キメポーズではないということ)」って感じで、薄暗いところで見たら動いているように見えたであろうと思え、実際美術館も薄暗かったので動いているように見え、私すこしこわかった。

それにどの像も、何かこんこんと考え事をしているようで、「何を考えているのかナ……」と考えさせられた。以前、運慶快慶の何かを美術館で見ていたら、若い二人組がきゃっきゃっと「あ、運慶って感じね!」「そうね、運慶ね!」と言っていて、「どういうことだろう」と思いましたが、多分こういうことなのだろうなと思いました。
それで思い出したのですが、日曜美術館でやってた運慶特集で……今から思い切ったことを言う……みうらじゅん井浦新がぺらぺらぺらぺらぺらぺらとぺらかった。あいつら……いらいらするう……運慶を見たいのであって運慶を見ているみうらじゅん井浦新を見たいわけではないのである。あの、若い人は専門家だったんじゃないのか。全然しゃべってなかったぞ。
以前から日曜美術館井浦新には辛いような、恥ずかしいような思いをさせられてきた。日曜美術館は再放送もあるので、下手すると週に二回、ファンでもないのに彼の自意識ばりばりトークを聞かせられる苦痛。ファンでもないのに我慢して見ているのだから、井浦新のファンは録画してみるべきである。

ついでにもう一言。

みうらじゅんを出すくらいなら和田彩花を出せばいいじゃない! 

あやちょと、何らかの専門家と、アナウンサーのトリオでうっとりしたらよかったじゃない! 「あっ、今動きましたよ!」「きゃ!」とか言ってさ〜。
そして「鎌倉仏教のリアル」とかいう話に突然食い込んだらよかったのに。「リアルってなんだってことですね」ってあやちょが言っているのが見えるよ。

美術でめぐる日本再発見 - 浮世絵・日本画から仏像まで -