ざべすよ!
「ざべすの奈良まったり紀行」も終盤です。
4 月 2 日朝、長谷寺で勤行を済ませ、おごそかな気持ちで初瀬を旅立ちました。
初瀬の駅です。ざべすこのときはすこしさみしい気持ちになりました。
でも、このあと行ったのが天理市だったので、わけがわからなくなりました。天理教のことは今回すこし勉強しました。天啓を受けた教祖が開いた、「陽気ぐらし」を実現するための宗教だそうです。
神殿は、だれでも見学できますが、とてもおごそかなところなので、おごそかな気持ちで、息を止めて歩きました。そんなところに、いつでもだれでも入れるというのはすごいと思いました。
そして、すっごくなにもかがもおっきくて、びっくりしました。神殿の写真、人間のみなさんと比較してください。柱も大きいし、天井も高いし、窓が全部開け放たれていて、びゅお〜と風が行き来して、ちりひとつおちてない、とってもきれいなことろでした。
大きさときれいさが伝わるでしょうか。雨子が「写真には写らない大きさがある」って言っていましたが、伝わるといいなあと思います。
なにかこの世とは別に、ひとつ、おおきな世界をつくりあげているんだなと思いました。きれいで、しずかで、大きくて、変わった映画の中に入りこんだような気がしました。雨子は「これがほんとの 4D」って、よくわかんないこと言ってました。
ここからすこし行くと石上なのですけど、ちょっぴりくたびれたので駅前でお昼ごはんにたこ焼きを食べて天理を後にしました。たこやき、おいしかったです。やきそばも食べました。
宇治に移動して、抹茶とさくらもちをいただきました。ここから「ざべすの京都ほっこりダイアリー」です。抹茶、おいしかったです。疲れが取れました。雨子と雨夫がお店の人に「おいしいお茶って、出汁みたいな味がしますよね。そうじゃないお茶ください」とか言ったので、ちょっぴり恥ずかしかったです。もう!
平等院鳳凰堂に行きました。
藤原道長さんの別荘的なところを息子さんの頼道さんが寺に改めて創ったのだそうです。ここで雲中供養菩薩像っていうのを見ました。仏様やお坊様がひらひらと雲にのって楽器を演奏している像がいっぱいあって、とっても素敵でした! ふわふわ、ひらひら、ぴーひゃらひゃらとしていて、うわあと思いました。うちにもほしいです。
雨子が撮ったなぞの看板。
この日はこのあと伏見に移動して、肉食べて熟睡しました。
(三日目につづく)