みずからの主であるみなさま、おはようございます。
日曜日到来をお知らせいたしますわ。
みなさんは今日どうなさるの? ざべすはざべすはざべすは、わかりません!
でも、ざべすたち、こないだ猫の館に逗留しました。
この猫に「窓を開けて」「窓を閉めて」「ドア開けて」「ドア閉めて」と命令されて、「はいはい」と言いなりになっている雨子を見ていると、一体どうしたことかと思いました。
そんな風に人間を言いなりにしといて、決して近寄らせはしない誇り高い猫の存在に、館はなんだかざわざわとしているのでした。
今回は、この館の女王の喜寿祝いで集合しました。女王はすこしまえ、大手術をして、そこから大復活を遂げました。大手術をのりこえ、今や、ますますきらきらとしていることを祝い、ざべすたちは肉の宴を催しました。女王は肉がお好きだからです。
ところがなんとこの肉の宴、祝われるはずの女王がおかねをはらってしまったのです! ざべすががまぐちを開けようとすると、女王は「いいの、いいの!」と言ってどんどん払ってしまいました。
なんということでしょう。
そんで、明日はざべすたちが払うからね、お祝いなんだからね! と念を押すと、女王は「はい、はい」とおっしゃいました。
そしてお祝い当日、ざべすたちはまず、鎌倉をお散歩しました。
うんと暑いなか、さんさん元気に歩いたので、みんなおなかぺこぺこになりました。
お祝いは、女王が好きだという中華レストランでおこなわれました。
みんなで、おいしいね、おいしいねと言いながらきれいに平らげました。女王が「おなかいっぱいになってきちゃった」と言うので、ざべすが「食べきれない分は、ざべすが食べてあげる」と言ったら、女王は安心して食べてくれました。
最後に王が「今日の日のこと、ずっと楽しみにしていたよ」と言ってくれて、ざべすたちはじーんとしました。
今回は特別なお祝いだったけれど、また、猫の館のみなさんと、ざべす辺境伯領の私たちとで、おでかけしてお肉食べたいと思います。
ばいばい、また来るからね(比較的すぐ)、と手を振ってお別れしました。
帰ってきたら、雨子と雨夫は「食べ疲れた」「飲み疲れた」と言ってばたーんと倒れてしまい、ざべすは看病におおわらわでした。
今日はみんな元気です。
みなさんはお元気ですか?
できれば、お元気で、また来週お会いしましょう。元気ないときはちゃんと寝ていてください。
🐈 ちぇりおですわ 🍖