津田塾大学小平キャンパス本館にはハーツホン・ホールの名がついています。同学が関東大震災で被災したあと、再建に尽力したアナ・ハーツホンの名にちなんでいるそうです。
先日、津田塾大学で学園祭があり、建物の中まで見られる貴重な機会だったので、行ってきました。
近くを玉川上水が走っており、雑木林もあり、静かで落ち着いた立地です。
森の中に建つ大学にぴったりの外観です。
入ってみましょう。
全体に、カーヴがきれいです。
設計者は佐藤功一。先日伺った日比谷公会堂・市政会館と同じです。外観がわりとゴリっとしているのに、中に入ると温かみがあり、かわいらしくさえあるところが似ています。
こういうところで勉強したらどんな気持ちがするでしょうか。
中庭では各団体のイベントがこれから始まろうとしているところで、司会の方が「ルールを守ってね」とイベント参加と観覧への注意点を読み上げているところでした。
学外に負けず劣らず、学内も緑が豊かです。
ジャズバンドの演奏が聞こえてくる窓。
大学の構内らしいアスナロのネームプレート。
1931 年竣工。ずっと大事に使用されて、100 周年も視野に入ってきました。立派〜。
学園祭の方は「こんなに静かな学園祭、あるんだ」というくらい、静かで穏やかでした。古い教科書を数百円で売るコーナーでは書き込みのある語学教科書などが見られ、ほほえんでしまいました。
🚶おしまい 💃