プール雨

幽霊について

家族との会話を晒す

架空の新紙幣

私「一万円札は火の鳥」 雨夫「うん」 私「五千円札がナウシカ」 雨夫「うむ」 私「千円札が……碇シンジ?」 雨夫「縁起悪いよ」

筋トレ

夕べのこと。 雨子「(うずくまって)いたずらに筋トレしてだるい」 雨夫「ほう」 雨子「大臀筋を鍛えようと……。あなたは、床に座って、片っぽの足の下に両腕を通してそれを床にへいこうに胸に近づけることができる?(やってみせる)……できない……ってことは…

今日の偉業

雨夫さんが「えーと、だれだっけ、あのひと、熊本行ってアメリカにも行って今東京にいる人」って言ったとき、「どういう説明だ」と思いつつ「伊藤比呂美」って即答できた。奇跡。

動揺がすごい

雨夫さんより電話 夫「帰るよ〜(電話の向こうの人に)あっ、失礼しま〜す(ぺこぺこ)」 私「(電話の向こうの人に)失礼しま〜す」 夫「そんなことより雨ちゃん、ハイクが、終わっちゃうって……!」 私「あ〜〜〜〜」 夫「どどどどどうする、の……?」 私「…

タイトルが覚えられない

雨夫「本屋寄っていい? あれの新刊出たらしいよ。え〜と」雨子「まんが?」雨夫「そう、地獄の、なんだっけ、地獄」雨子「地獄……」雨夫「うーんと、悪い男がいっぱい出てくる……」雨子「あっ、バカ恋?」雨夫「そうそう、バカ恋? だっけ?」雨子「クズ恋?」…

最近読んだ本についての私たちの感想

雨夫「いもけんぴすごい」 雨子「いもけんぴ強い」 雨夫「強すぎじゃね?」 雨子「武器としてのいもけんぴ……」

「ああ、もしもし、わ・た・し」

電話にて。 叔母「ああ、もしもし、何度もごめん、わ・た・しだけど」 私「はいはい」 叔母「いや、あなた、さっきの私の電話でサ、こっちが何にも名乗ってないのにいきなり『ああ、おばさん! おはよ〜』とかなんとか言ったべ」 私「言った」 叔母「雨子! …

イエティ

超常ファイル見てたら、「つまらん」とチャンネル変えられた。 チャンネル変えた人の主張「イエティはいてもおかしくないじゃん。ちっとも不思議じゃないよ」。 ふーむ。

家族について

私たちの後ろにず〜っと楽しそうにきゃっきゃと話しているご家族が。 その人たちが数分前に、三人仲良く「やっほーーー!」とやっていたのを私たちは驚きの目で見ていた。 「あんなに仲いいなんて……ほんとに家族か?」 「家族にあるはずの屈託がない」 「家…

ポルターガイスト

雨子「『ポルターガイストはほんとうに存在するのか』って変……『存在』(ポルターガイストは現象なのではと思っている)?」 夫「『ガイスト』は『霊』って意味だから『存在』でいいのです(キリッ)」 雨子「あなた、さすが(オカルトに通じているという意…

個人の感想

私「今度○○に行って××を食べたい」 夫「それどうせ、ハイクに書いてあったんでしょ」 私「そうだよ」 夫「雨ちゃんが『ネットでみんながおいしいって言ってた』って言うときの『みんな』って、ハイクのことなんだよ」 私「そうだね」 夫「しかも、ハイクで、…

毎日、ビールをおちょこで

ビールをおちょこで飲んでご満悦の夫 夫「(くいっと飲み干して)満足感があるわけよ。これで。ああ、飲んだなあって」 私「へえ」 夫「でも……(注ぐ)……なんと、まだあるんだよ!」 私「ふうん」 夫「この飲み方、すごい発明。(ビールが)なくならない」 …

疲労について

「嗣永桃子です。よろしくお願いします」と挨拶しているところだけをデビュー当時から引退時まで延々つないだ一時間超ある動画を再生させつつ晩ごはんを作ってるところにオットー帰宅。夫「……なんか、さっきからずっと同じものが再生されているような気がす…

おはようございます

おはよう! 夫「僕、横にいたら仕事の邪魔?」 私「いや、いたっていいけど……」 夫「『いたっていい』!?」 私「いや、いてくれていいけど……」 夫「『いてくれていい』!? ぞんざいに扱われたよ! 妻にぞんざいに扱われたよ!」 つうやりとりを終えたところで…

猫がつれない

(岩合さんの猫様番組を見ながら) 雨子「(親の)うちのSとかT(家猫であることが信じられないほど無愛想な猫たち)が、岩合さんにはすごい愛想良かったら傷つくよね」 雨夫「あいつら……あいつらには、仁義がない……」 雨子「猫だから許されてるナ」 雨夫「…

寄り道

夫、めずらしく仕事が早く終わり、帰りにカフェに寄ってきたとのこと。 私「カフェで何をお召し上がりでして?」 夫「コーヒー」 私「……」 夫「……」 私「コーヒーだけ?」 夫「甘い物も、甘い物も食べました( >_<)!」 私「なんで『コーヒー』ってだけ言った…

セーターを編む状況

私「♪あなた、かわりはないで〜すか〜」 夫「うん」 私「♪ひごとさむ〜さがつの〜ります〜」 夫「はあ」 私「♪着てはもらえぬセーターを〜さむさこら〜えてあん〜でます〜」 夫「へー」 私「……」 夫「……」 私「この歌詞の重大な欠陥を発見しました。『ひごと…

ピアニカ

おはよう! 私「(誕生日に何かほしいものはないかと聞かれて)ピアニカ」 夫「ピアニカ……何を吹くの?」 私「ライディーン」 夫「ふーん」 私「戦メリ」 夫「近所迷惑だよ」 というわけでピアニカ的なものの導入が難しくなって参りました。

♪ボヘミア〜ン

オットー「(テレビに出た「久保田早紀」の文字を見て)久保田早紀と高岡早紀がいつもいっしょになっちゃう」 私「久保田早紀と高岡早紀は何も関係ないね……」 オットー「あれっ、久保田早紀が『異邦人』歌い出したよ?」 私「うん……?」 オットー「♪ボヘミア…

ホヤ

オットーが駅から電話してきた。 オットー「なんか買って帰るものある?」 私「ない」 オットー「だいじょうぶ? おかずとか」 私「ある」 オットー「ある?」 私「肉がある」 オットー「ほう」 私「スープもある」 オットー「ふんふん」 私「(大声で)ホヤ…

工藤と木村

遮断器が降りる。我々の横に止まる車。窓が開いていて、そこから大音量の工藤静香。 夫「(工藤静香の音の方向をじっと見る)」 私「…やめて! 相手はこんな夜中に大音量で工藤静香を聞いてしかも窓を開けているのよ!(まずいことを言いそうになっている)…

僕が空を

雨夫「(仕事から帰ってきて)今日はいかがでして?(何か変わったことがあったか、という意味)」 私「ふつう!」 夫「そうでちか……僕は、帰ろうとしたら……が空を……」 私「え? 僕が空を飛べるはず?」 夫「ゴキが空を飛んでたの」 私「ああ…」 夫「それで…

釈明

テレビでほんわかした映像に大きく「幸せ」と文字が出る。 雨子「もうっ、こういうの嫌いっ」 雨夫「うむうむ」 雨子「『幸せ』(という言葉)なんて嫌い! 『感謝』も嫌い!」 雨夫「そんなこと言うと、性格の悪い人のようですが、そうではないんですよ、み…

出張から帰ってきて久しぶりに会った夫と話したこと

1. 『騎士団長殺し』、長くない? 夫「要するに……が……で……ってことでしょ〜?」 私「一冊に収めるべき」 夫「でもそうするとイデアとかメタファーが」 私「メタファーたんはともかくイデアたんはいらない」 夫「そんな! イデアたん、いい人なのに! がんば…

吹き替え風夫

夫「やあやあ、ただいま」 私「夫〜(泣)さっき変なおじさんに用もないのに勧誘されて〜(中略)そんでそのおじさんがやたらと『ご主人と話したいなあ』つってたよ。会ったことあるって主張してたよ『ご主人』と」 夫「記憶が混濁してるな。言ってやりゃい…

白髪の思い出

夫「(私の白髪を抜きながら)そういえば小学校のとき、先生の白髪抜いてたなあ、日直が」 私「あー、日直って決まってなかったけど抜いてた……二、三人で……給食のあとなんかに」 夫「毛づくろいさせてた……」 私「んっ、なんだこの、先生が宿題のチェックして…

天才

雨子「檀れいの金麦CMが映画だったとするでしょ。その場合、二通り考えられるじゃない。サスペンスはサスペンスなんだけど」 雨夫「うむ」 雨子「片方は、一ヶ月に一度檀れいんちにやってくる男がいて、そいつが毎度毎度『今日こそ別れよう』って思ってるん…

連載

夫「今、僕達、連載何本抱えてる?」 私「は…… !?」 「続刊を待っている漫画は何本あるか」の意味でした。指折り数えたら 10 本くらいでした。もちろん『ガラスの仮面』を含みます。

36歳

雨夫「(テレビから流れる『36歳』という言葉を聞いて)そういや先生、36 歳なんだよね」 雨子「?」 雨夫「『こころ』の先生がさ、自殺したの 36 歳なんだよ」 雨子「ああ………36 歳であのノリなの?」 雨夫「困ったもんだよ」 雨子「困ったもんだねえ」 雨夫…

藤原紀香がまた結婚したよ

夫「藤原紀香がまた結婚したよ、あれ?」 私「藤原紀香って結婚して離婚してもっかい結婚してなかった?」 夫「そうだよね」 私「また結婚したの??」 夫「いつの間にか僕達、パラレルワールドに……」 私「あー、(頭が)かくっとするう……」 (一度も話題に…