プール雨

幽霊について

「マーサ、あるいはマーシー・メイ」

マーサ、あるいはマーシー・メイ」(2011 ショーン・ダーキン) を少し前に見てました。


・カルト団体から逃げ出して姉夫婦の家に転がり込んできた主人公が、病院に行くまでの、二週間のドラマで、行き場所のない主人公の葛藤がすーっと伝わってくる見事な映画でした。
・過激な描写などはなくて、ちょっとずつちょっとずつ現実の糸がずれていって、目の前で起こっていることと、カルト団体での生活が二重写しになっていく描写がおもしろかった。
・丁寧、正直、だけど退屈じゃない、不思議なバランス。おもしろかった。