プール雨

幽霊について

『天使のくれた時間』

『天使のくれた時間』(2000 ブレット・ラトナー)


・14年前の映画ということを感じさせないニコラス・ケイジマジック。
・あのときああしてなかったらオレは? という後悔に悩まされる人物が、ふっとしたあれによってパラレルワールドに迷い込んで、もうひとつの人生を知る……というのはよくあると思うんだけど、その手の後悔を持たない人物がそういうことになって、またそっちも特段悪くない人生で、どっちでもいいっちゃいいけど、やっぱりこれは自分の時間じゃないなーととまどう……っていうあたりが面白かった。
・終盤15分くらいが先が読めなくてはらはらしたし、尋常じゃなく嫌な人なんかも出てこないし、ラストはさわやかだし、結構よかったな~。