プール雨

幽霊について

「リアリティのダンス」

「リアリティのダンス」(アレハンドロ・ホドロフスキー)
こっちは初手から馴染み深い感じだったので、びっくりすることも多々あったけど、総じて私は元気です。
寓話のようなテイストで、かつ個人的な話。個人的な話だけど、抽象的な話でもある。何かを演じることで生き抜こうとする人と、生身で生きる以外に選択肢がないと主張する人の対立が、単にどちらかが否定されるんでもなければ、その対立の中から別の価値が生まれるんでもなく、ただ、あたふたばたばたと生きていく感じが映画ならではだなあと思いました。