プール雨

幽霊について

「記憶探偵と鍵のかかった少女」

「記憶探偵と鍵のかかった少女」(2013 ホルヘ・ドラド)


・とても上品なカウンセリングもの。カウンセリングする側が立ち直ることが主軸で、患者にまつわるサスペンスはこの物語の外にあるっていうのが良かった。
・物語終盤、主人公が立ち直ったことを告げる場面が見事だったし、とってもさっぱりした。
・主人公の目と少女の目がイメージ上重なって、そのことが物語とも関係あるっていうのが好みだった。