プール雨

幽霊について

「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」

NHKスペシャルの「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」を見てました。
アマゾンの奥深くに二人きりで暮らしていた男達の、二人にしかわからない言語。30 年以上彼らと生活をともにしてきた言語学者にも 800 語しかわからない。どうも、彼らが親世代から言葉や技術を受け継ぐ前に何か事件があって、二人きりになってしまったようで(矢は作れるのに弓は作らないことなどから推測できる)、文法もあいまいなのだとか。そして今、一人が亡くなり、話者がついに一人になってしまったので、言語学的には彼らの言語はすでに消えたことになるそうです。でも、ひとりになった男は、だれも正確には理解することができないその言葉で語り続ける、何かを指さしながら、どこかを見ながら。
という映像がすっと始まってすっと終わりました。町田康さんのナレーションも、ナレーションというより「朗読」という感じでよかったです。
ねよっと。おやすみなさい。また明日。