プール雨

幽霊について

『プリンセスお母さん2』

プリンセスお母さん2』を拝読しました。

 プリンセスの心で生きる主婦カトリーヌ。ひとり国連活動で世界平和を願い、ひとりWHOで感染症の行方を注視し、買い占め等が起こると「国民がすみません……」と代表して謝罪する。職場では「ごきげんよう、他国の姫!」と挨拶しあい、「帰りの馬車」を心配しあう(が、公共交通機関で帰る)、すてきなプリンセスの日常に共感しました。

 二巻では、彼女がなぜそのような(ある種の)亡命を行ったか、というところも語られます。一巻でも語られてたか。ざべす辺境伯領領民であるところの私(領内でのあだ名は社長)も負けていられませんわ。