プール雨

幽霊について

酷暑エビデンス

 データはもうそろっているらしく、今朝新聞に出ていました。

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 上京して数十年、「あの夏は暑かったな、気絶しそうだった」と思い出せる年がいくつかあるのですが、今年はまた、頭が追いつかないほど暑かったです。「暑い」という言葉ではカバーしきれない状況がありました。まるで終わったことのように言っていますが、現在進行形で暑いです。なかでも、「これは生まれて初めての現象だな」と印象に残ったことを書きます。

 

1.  扇風機の首

 毎夏くりひろげられてきた扇風機の首振り論争。私は首振り派。雨夫は振らない派。雨夫は「首を振らせる意味がわからない。常に体に風が当たっている状況をつくらなければ涼しくならないだろ」と主張。返し、「扇風機からの風が広い面積を覆っている方が空間全体が涼しくなっていい。また、風は近づき、通り過ぎるその運動性によっても涼しさを増すのである。したがって首を振るべき」。一夏この繰り返しを例年の習慣とす。

 今夏、我が扇風機に首を振らない瞬間あり。

 

2.風呂の温度

 毎夏くりひろげられてきた風呂の温度論争。私は暑いときこそ熱い風呂に入りたい派。雨夫はぬるい風呂に浸かりゆっくりしたい派。雨夫主張す、「ただでさえ大気により体がほかほかにほてっている状態でさらに熱い湯につかってどうする」と。そしてことわりもなく 36 度まで下げる。返し、「体温かよ!!」。やはりことわりもなく 38 度まで上げる。一夏この繰り返しを例年の習慣とす。

 今夏ついに 36 度で固定。

 

3.   壁と天井に対する信頼

 このマンションに城を構えてすでに 15 年以上の月日が過ぎた。夏になるたび、我々は「マンションはすずしいね」と言ってきた。壁と天井があり、両隣がクーラーを効かせているせいだろうか、外から帰ると「ちょっとすずしい」と感じる。あんまりなときにはエアコンをつけることもあるものの、基本的には扇風機二台の稼働でやりすごしてきた。

 今夏ついにエアコンをつけて寝る。

 なにせ、夜中に二人同時に目を覚まし、「い、い、息がとまる!!」と騒ぎ時計に表示される温度湿度を見ると真夜中過ぎだというのに 30 度だの 80 % だの、ばかじゃないのか、ばか、ばか、なにかにばかって言いたいちくしょーーーーー!! とエアコンを動かす。それも悠長に 28 度とか言っておられず、26 度の冷房です。朝まで 26 度。寝室にエアコン、つけることなかったナとか吞気なことを考えていましたが、何言ってんだ、寝室以外にエアコンいらねえよ。

 

 それではここで一曲お聞き下さい。モーニング娘。'20 で「純情エビデンス」、はりきって、どうぞ!


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🎐 ばいばい 🌴