プール雨

幽霊について

夏のおわりに 2022

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 やっぱり、夏の終わりにはこういう曲を轟音で聞いて大の字になって寝るのがいいと思う。人間には、大の字になって寝っ転がるしかないときもある。そんなときにいかにも「ねむれ〜ねむれ〜」みたいな曲を聴いていると逆に眠れなくなってしまいますので、今度のお休みの日にはぜひ、この三人組のことを思い出してくださいね。

 またあるいは、こんな風に夏の名残、日の名残を惜しむのもよいと思う。

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 脈絡なくて恐縮ですが、この 9 月、こんな曲はいかがでしょう。

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 クレジットを見なくても作曲者がわかる。歌っているのが聞こえる。その幻聴をふりはらい、実に楽しそうな 6 人の歌声に耳を傾けます。

 私には「推し」という言葉がわかりません。

 「推し」は私の誕生より大分後に誕生した言葉で、気づいたらみんな使っており、発生の現場に立ち会っていないので用法がわかりません。

 だがもしかして、この状態が「推している」ということなのかなあ? と思うようなことが最近ありました。気づけば検索窓に無目的に名前を入れて、TikTok などでその人が踊っているところをせっせと見ている。そんな日々です。

 そしたらなんと、その意中の人が今年の秋でグループを辞めてしまうそうで、久々にひっくり返りました。加賀楓さんです。

 「ああ、この人すてきだな」と気づいたときにはもう時間がない。そういうことを私は繰り返してきました。もうちょっといろんなことに貪欲にならなくちゃいけません。

 自分は今、椿鬼奴柳沢慎吾アルフィーが好きだということを自覚しています。でも完全に受身で「たまたまテレビをつけたときにこの人たちが出ていたらラッキー」という姿勢なので、年に一回でも邂逅できればいい方です。

 貪欲にならなければな、と加賀楓さんの動画を掘り起こしながら深く反省しています。

 話はもどりまして、夏ですから、みなさんもこちらはチェックしておられることと思います。

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 フィロソフィーのダンスは四人組で、それぞれ歌い方に特徴があり、また、ユニゾンではなくソロで聞かせるグループなので、一度お聞きになれば好みのタイプの声がみつかるのではないかと思います。

 私はこの「君は1000%」を聞いて砂の上で大の字になりたいです。

 と、うすらぼんやりしていたら、The National が Bon Iver を招いて "Weird Goodbyes" という曲をリリースしていました。

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 いつもの the National だ! 歌頭の既視感がすごいです。

 それでいながらついつい毎日毎日聴いてしまう。そもそも私は "Weird Goodbyes"  というタイトルが好きです。weird という単語も好きだし。

 I don't know なんとか〜とか、I can't explain なんとかかんとか〜と、いつもいつも歌っている気がする the National です。「うじうじしているから嫌いだ」という声もあるそうです。

 私はうじうじやめそめそは全然大丈夫です。

 人間だもの。

 後悔のない人生など無価値だとエルキュール・ポアロも言っていましたから。言っていたんじゃないかな。言うでしょう、それくらい!

 突然ですが終わります。

 ではでは。

 

🎧 おしま〜い 🎼