〜これまで〜
というわけで、朝目覚めると、そこは松本でした。
ホテルには喫茶室が併設されていて、
そこでモーニングをいただきました。
それから、ホテルの中をあらためて探検してみました。
そこここにすてきな椅子が置いてあります。
すてきなところに泊まって、ゆっくり寝起きしたのだなあと思います。さよならするときはとてもさみしかったです。ばいばい、また来るからね。
6. 松本城探訪
ホテルを出てさんさん歩いて行くと、そこは松本城でした。
現存する、日本最古の天守におじゃましてみることにしました。
階段は急かつ間隔がまちまちで、雨子は「70 歳過ぎたら登れないと思う」と言っていました。でも、杖をつきながら登っておられる方も小さなお子様もいたので、雨子にはぜひがんばってもらいたいです。
いちばんのいただきには、神様が祀られていました。
お城のみなさんが実際にお住まいになった御殿は焼失していまい、今は位置がわかるだけなのだそうです。ざべすはその場所を見ながらがんばって暮らしぶりを想像してみました。あそこでごはんをたべて、そこでお仕事をして、そっちで寝て、こっちでは燃料を管理して、水がここから出て……。
外に出ると、白鳥さんはお食事中でした。
2. こまくさ道路をお散歩
松本は駅からお城が近くて、街の中心に見るところがたくさんあるので、ちょっと西側にはずれた方面はこれまで歩いていませんでした。歩いてみると、すてきな建物がたくさんあって、ざべすは目を奪われました。
個人経営のきゅっとしたお店がいっぱいあって、歩いているだけでも楽しいです。
2. 信毎メディアガーデンで一休み
信濃毎日新聞社本社ビルにはイベントスペースや、会議スペース、レストラン、物産店などが入っていて、この日もたくさんの人が集まっていました。
雨夫がビールを買うときに「飲みやすいのはどれですか?」と尋ねたら、店員さんは「口当たりが軽いのはこちらで、苦みがあってすっきりしているのはこちら」と「飲みやすい」という言葉をかみ砕いていました。そして店員さんのビール体系上では「華やかでふわっとしている口当たり、香り高い」は「飲みやすい」とはいえないようでした。一言で「飲みやすい」と言っても色々あるのだなとざべすは思いました。
行こうと思っていたおそばやさんは、ずら〜りと行列が出来ていて行けませんでした。かわりに、駅ビルに入っているおそばやさんで胡桃ダレのおそばやてんぷら、馬もつなどをいただいて、とってもおいしかったです。
おいしかったけど、もうそろそろ帰りの時間だと思うと、さみしい気持ちになりました。
電車が出る時間になって、座席に座ってみるといよいよ、うずうずするような気持ちになって、ざべすはちょっぴり涙が出ました。
松本では古いものがぴかぴかに磨き上げられて大事にされていて、新しいものと調和が取れています。ざべすの城の運営にも大いに取り入れたい姿勢です。
また行きたいです。
🚶おしまい 🏃