かゆい。
春ですもの。
かかりつけ医には「あなた（＝アレルギー体質）はこの季節（＝春）、風邪ひいたらだめ（気管支炎に発展したりして長引くため）」と注意され、「ひいたらだめ」でひかなかったら医者はいらない……などと悪態をつきそうになったこともあるものの、手洗いうがいマスクで風邪をめったにひかなくなり、そうなってみると「風邪ひかないと生活が楽」という当たり前のことに出会い、「風邪ひくな」の五文字で生活が改善することもある、先生の言った通りだったよ、先生！ という気持ちです。
こないだ、大風が吹いて気圧ががーっと下がった日は大変でした。頭痛い、目が痛い、耳がぼわぼわする。それでふらふらになりました。この季節は花粉で弱っているのでそういうことが元々ありえるとはいえ、一日中目がごろごろして痛いのには参りました。そんなときの対処法はただひとつ。寝る。寝るに限る。なんせ寝ているときには瞼がよい仕事をしてくれる。寝ている間に目は潤い、ごろごろも治る。なのにそれをせずごろごろがひどい方の目を閉じて片目で本を読んでいたらごろごろが治まらないだけでなく頭痛までひどくなり、大変でした。ああいうときは、寝るしかない。
春は寝るに限る。
ところで、ぬるり鳥が衣替えをしました。
ぬるり鳥はセーターを脱ぎ、私はおふとんのシーツを春夏用のものに取り替えた。衣替え、終了です。
