Wilco が "Space Oddity" をカヴァーした音源が公開されていたので聴いていました。
イントロで客席が沸いているのが伝わってきます。この曲が大好きというか、いざというときにはこの曲を聴く、という人も多いのではないでしょうか。それで、あらためて原曲の方もちょこちょこ聞いていました。
"Space Oddity" のカヴァーはほんとにたくさんありますが、みんな、デヴィッド・ボウイのようには歌わない。カヴァーを聴いては、原曲にもどって、ああ、そうそう、これこれと思う。でもカヴァーしてもらえるとそれもまたうれしい。そんな不思議な "Space Oddity" です。
あとは柴田聡子が「素直」という曲をリリースしたのでよく聴いてました。
これすごくないですか？
言葉が多くてどんどん展開していくのに、ぎくしゃくしてなくてスムーズ。歌にビートがあるのに、うるさくない。こういう風には話せないという気がするけど、となりで話を聞いているという気もする。時は流れる、人は死ぬということなんだけど、こういう風に歌われると受けとめていける気がする。とってもすてきな歌だと思います。
ほかには、高橋幸宏のリマスター盤が毎月出ていて、それを順番に聴いています。先月は "a Day in the Next Life" と『幸福の調子』でした。
このリマスター盤の "a Day in the Next Life" を最初に聴いたときはひどく憂鬱な気分になってしまい困りました。クリスマスソングが入っていて、真夜中から朝にかけて聴くようにできているアルバムを真っ昼間に聴いたせいでしょうか。憂鬱になって、ひどく泣いたりもしたのですが、そういう経験はどうも一回だけで、その後はフラットに聴けています。もしかしたら、一回だけうまく聴けたということなのかもしれません。
♪ おしまい 🎧
